こんにちは。S&Tの上村です。昨日は作家の石川君が在廊してくれました。ひと作品ずつじっくりと作品を鑑賞してくれるお客様がたくさんいらっしゃって頂き、石川君もテンションマックスです。かなり熱心にお客様とお話ししていましたよ。楽しそうな笑い声がたくさん響いていました。
最近ストレスが溜まっている私は、こういう純粋にアートを楽しんでくれる人達や作家を見ると嬉しくなっちゃいます。彼らの純粋さはまっすぐで眩しいくらいです。
なんだか涙が…。😭
これからの人生の荒波にも負けずに頑張って立ち向かっていって欲しいなと思います。きっと彼らの人生のあらゆる場面でアート作品がそっと彼らの人生に寄り添っていることでしょう。
今回の展示はそんな風になんだか思わせてくれます。
昨日石川君と話していて石川君の恩師の話に。彼が恩師から教えられたことの一つに『この作品が嫌いだからといって思考することをやめてはいけない。嫌いだから見ないとかそういうことではダメなんだ。見て考えることをやめてはいけない。思考を止めちゃダメだ。』みたいなことを言われたことがあったそうです。
私も長年アートに携わってきてその慣れに甘え、惰性で見ていた自分がいるような気がしてハッとさせられました。
嫌いなものでもまずはしっかり見て考えることは大切だと思います。思考をやめたらそれは人間ではなくなっちゃうんですよね。猿です。（笑）
今回の展示では石川君とは今まで以上に色々な話をしました。そして、彼の人生は前述の恩師もそうですが、人との出会いに恵まれているんだなぁとしみじみと思います。良い人間関係をたくさん築いているような気がします。
人それぞれですが様々な人生が垣間見えるそんな展示です。
私がいつも言っていることですが、今回は特に様々なご縁を感じます。
お客様と作家。作家と私。私とお客様。そんなご縁を感じる特別なものになっています。
『TRONIES〜3人の肖像画〜』はいよいよ明日で終わりです。本日日曜日は作家3人とも在廊しますのでぜひ足を運んで下さいね。ちょっと遅めの方が確実にお会いできるかもしれません。
自分の人生に寄り添ってくれる自分だけの1品が見つかるはずです。
その時はぜひ家に持ち帰って下さいね。それもご縁です。
本日も『TRONIES〜3人の肖像画〜』でお待ちしております。
それでは皆さん本日も良い1日を。
