こんにちはS&Tの上村です。昨日は腰の痛みがひどくて急遽お休み。『本とアート』展にいらしゃった方はお相手できずに申し訳ありませんでした。🙇
2〜3日で治るだろうとたかを括っていましたが今回のぎっくり腰はちょっとひどいようです。一応本日は在廊予定ですが、ここのところ満身創痍なので私がいるかどうか確認してからいらっしゃった方が良いかと。私と会いたくない人は別ですが。(笑)
さて、このニュース面白かった。今年の6月に亡くなったイタリアのシルビオ・ベルルスコーニ元首相が遺した美術品コレクションを鑑定したらほとんどが無価値とみなされたそうです。😅
約25,000点の絵画がほとんど価値のない質の悪いもので、芸術的価値があるのはわずか6、7点だけだったんだそうです。
コレクションの総額は推定2000万ユーロ(約31億7500万円)だそうです。一点当たりおよそ13万円。
ただ、ここまでだと30億あるならそれでもいいじゃないかと思われるかもしれませんね。
しかし、これらの作品を管理するのにかかる維持費は年間80万ユーロ(約1億2700万円)近くかかるんですね。💦
コレクションの一部は虫食いがあり、駆除費用が作品の価値を上回るケースもあるそうです。これじゃお手上げですね。😅
なんでこんなことになったかと言うとそれは彼の作品の買い方に原因がありました。
なんとほとんどの作品を深夜番組のオークションで買っていたと言うのです!
そりゃそうなりますよね。
ただし、どうやら本人も自分が買っているものが無価値であることを知っていた節があるようです。
誰も触れていませんが何か裏がありそうですね。
犯罪の匂いが。ドラマの見過ぎですかね。(笑)
とはいえこんなことにならないように皆さんもご自分のコレクションには十分お気をつけ下さいね。
うちのお客さんでもパリの道端で作品を買ってきて『これどう?』と聞くお客様いますが、コメントは控えておきます。😓
作品はちゃんとしたところから買うのが一番だとは思いますが…。何もこれは芸術作品に限ったことじゃないですかね。
『安物買いの銭失い 』ということわざを久しぶりに思い出しました。(笑)
そんな話もたくさんしましょうね。
皆さんのご来店お待ちしております。
それでは皆さん本日も良いI日を。