こんにちは、S&Tの上村です。昨日は予約がなかったので、なんだか過ごしやすい天気だなぁと思って油断して散歩がてら出かけるとお客さんから連絡が。慌てて戻ってセールを堪能していただきましたが、いろんな話で盛り上がりました。😆
ほとんどアートとは違う話をしていましたが。(笑)
ま、楽しんでいただけたらいいなと思っています。
さて、ちょっと(?)遠いですが今見たいなと思う展示が現在フランスのルーアン美術館で開催中の「デイヴィッド・ホックニー・ノルマンディズム」という特別展。
ルーアンはセーヌ川の交易によって早くから栄えた都市です。今でもノルマンディー地方の主要都市のひとつとして知られていますが、モネやコローやターナー、ゴーギャンと言った誰もがご存知の巨匠達もルーアンの景色を描いているくらい画家達にも愛されている街です。そこにあるのがルーアン美術館。
1700年代の終わり、フランス国家が啓蒙のために各地に作った公立美術館のひとつです。15世紀から現在までの幅広いコレクションが揃っており、また印象派のパトロンでもありコレクターだったフランソワ・ドポーのコレクションをはじめとした、フランス有数の印象派の絵画を多く所蔵していることでも知られています。
そこで現在開催されているのが「デイヴィッド・ホックニー・ノルマンディズム」展です。2023年にも東京都現代美術館で個展が開催されたのは記憶に新しいところですね。
1937年イギリス生まれのホックニーですが、2019年には、フランス・ノルマンディー地方に拠点を移し、現在も精力的に作品を発表し続けています。
今年87歳になりますが、まだ87歳だっけなんて思うほど長いこと活躍し続けていますよね。
ホックニーが描いたノルマンディーの風景画が、クロード・モネの絵画と並んで展示されてるそうですがかなり貴重な展示風景ですよね。
ん〜、見たい!!!
「Moon Room」という展示室にはiPad で描かれたノルマンディーの夜の風景が並んでいますが、このiPad シリーズもなんだかだいぶ洗練されてきたように思います。
デイヴィッド・ホックニーと、150周年を迎える印象派の画家によるまさに夢の共演ですね。😆
どうです。ちょっと見たいでしょう?
9月22日までなので夏休みにでもフランス行かれる方はぜひ。見るべき展示の一つだと思いますよ。
つい先日も三島喜美代さんの訃報が流れましたが、やっぱりある程度の年齢になるといつ亡くなるかは誰にもわかりません。
S&Tでのお取り扱い作家もだいぶご高齢の方の作品がたくさんありますが、やっぱり生きているうちにそういう人の作品をゲットしておいた方がいいですよね。
だって価格が…。ちょっと下世話な話ですが。😅
昨日もお客様とそんな話で盛り上がりました。
そう言えば現在S&Tにも湯浅克俊さんの『Light Garden #1』という作品も展示しております。こちらは2018年の『Monet’s legacy〜モネ それからの100年』という展示に出品されたものです。ご覧になった方も多いかもしれませんね。
モネつながりですね。🤗
そんな作品を見ながら色んな話に花を咲かせましょう。
アートの花咲ジジイを自称しようかな。(笑)
最後に遅ればせながら三島喜美代さんのご冥福をお祈りいたします。
それでは皆さん本日も良い1日を。