こんにちは、S&Tの上村です。昨日もイベントの準備やら何やらでせっかくのお天気なのに引きこもり。ま、ここ1年半はほとんど引きこもりか。(笑)
合間に湯浅克俊さんの最新作を眺めていたら、何だか良いですね〜😆
まだご覧になっていない方はなくなっちゃう前にお早めに👍
後で1点追加になりますが、現在展示中の最新作は2点の青い作品。こちらは水性木版画で2色2版になります。
やっぱり実物を見ないとわからないので画像を掲載しようかどうしようか悩むところですね。💦
まずは作品のタイトルと解説だけ掲載しておこうかな?
タイトル長いですよ。覚悟して下さいね。(笑)
1.『Nothing and no one can take from us what we have realised in the rich experience of our past lives, 2025』
2.『What we have done, what we have suffered, is permanently
embedded in the present, 2025』
どちらもエディション10です。アートフェア東京でご覧になった方もいることでしょう。でも、じっくりと見ることができるのはS&Tですよ。だって予約制なので独り占めで隅から隅まで見ることができるんですから。(笑)
そして、ご本人からのこの作品のメッセージが。これは中々ないですよ。ご存知の通りいつもご本人はあまり多くを語らないですから。
『青い二つの作品は昨年滞在制作で訪れたポーランドのクラコフの街になります。第二次世界大戦中、クラコフの街に住んでいたユダヤ人は突然ユダヤ人という理由だけで、収容所に連れて行かれました。現在もその当時もクラコフの街の様子はそんなには変わっていません。平和に見えるこの美しい街で、口で言うのが憚れるほどの残虐なことが行われたとは想像出来ません。しかしそのような悲劇は世界のどこでもありえるのです。』〜湯浅 克俊
やはりこの情報だけであとは実物を見にきて下さい。😆
現在、初の大型作品集出版という事で記念にプチ展示しております。もちろんこの二作品も展示してますよ。
必ずご予約して下さいね。じゃないと入れませんので。
さて、アート界はオークションがひと段落ついたかと思いきや次はアートフェアラッシュ。次から次へと畳みかけられますが皆さんあまり踊らされないで下さいね。😅
厳選しないと大変なことになっちゃう上に自分でもよくわからなくなっちゃいますから。
変なコレクターズハイみたいになっちゃうと余計なものまで掴まされちゃいますよ。お気をつけて。
そんな時はまずはうちにご相談してみて下さいね。いつでも相談に乗りますよ。
逆に変な汗が出たりして…(笑)
信じるも信じないもあなた次第。
というわけで本日の1品です。

edition of 8 + 2 artist’s proofs
Courtesy of Southern Guild and Yancey Richardson. © Zanele Muholi.
1972年生まれのZanele Muholiは南アフリカの社会活動家であり、ビジュアルアーティストです。黒人女性の立場でレズビアンであることを表明している彼女は、芸術活動を通じ、社会的な意識変革を目指した運動を積極的に展開してきました。「黒き雌ライオン、万歳」は、さまざまな日用品を装飾品のようにまとい撮影したセルフポートレート作品のシリーズです。自身にほどこした演出には、黒人女性たちがたどってきた歴史や現状が示されています。
初期作品から一貫して彼女の作品中の目は常に訴えるような目で見るものを見つめ返します。そして時折うつろにも見えるその表情は一体何を思っているのでしょうか?
それでは皆さん本日も良い1日を。