こんにちは、S&Tの上村です。先日S&Tの秘蔵本を放出すると言ったのを皆さん覚えていますか?

昨日はその選別をしていましたが、まぁ大変。

かなり希少な本が出てきて自分でもびっくり😳

どれを出そうか悩みに悩んでいますが、どれも手放し難い。開催を辞めちゃおうかななんて良からぬ考えが頭をよぎります。(笑)

安心して下さい。一旦言っちゃったものは必ず開催します。

ということで涙を流しながら放出することにした作品集のラインナップが決まりました。👏👏👏

いや〜、本当にどれも素敵。もちろん全てアーティストのサイン入りです。そして、ほとんどのものは出版数が限定されているものですのでかなりのレア。

やっぱり売りたくないかも…🥹

中には先日亡くなったばかりのアーティストの作品集もありますよ。

誰のものかは言いません。🤭

全て1点のみになりますので抽選にしようか早い者勝ちにしようか悩んでいます。ん〜。悩ましいですよね。

ま、開催までに考えておきますね。ご意見ある方は個人的にご連絡ください。

価格帯はピンキリですが、かなりお買い得。お楽しみに。

そう言えば本日はアートフェア東京のVIPイベントですかね。私は行きませんが行かれる予定のある方はぜひアートフェア東京に行った後にS&Tへわざわざ来て欲しいななんて思っています。(笑)

規模もコンセプトも何もかもが違いますが騙されたと思って山形まで足を運んでみて下さい。

驚くこと間違いなしです。色んな意味で…😅

今年はトークイベントもいくつか開催しようと現在動いていますが、全く皆さんには関係ないのですが地域の隣組長の番で色々スケジュールの調整が大変です。

こんなの田舎だけだろうなんて文句を言いながらも郷に入っては郷に従えということで嫌々やっています。💦

ですので皆さんにはちょっとご不便おかけしちゃうかもしれませんがご理解頂ければ幸いです。念の為お知らせしておきますね。

というわけで本日の1品です。

Measurement 12″ (Gray) , 1999 / Mel Bochner
oil on paper
  77.2 x 56.8 cm

つい先日2月12日に亡くなっちゃいましたね。享年84歳でした。

彼は1960年代のコンセプチュアルアートの発展に重要な役割を果たし、その後半世紀にわたり、さまざまなメディアで不遜なユーモアを作品に取り入れてきました。

1966年に視覚芸術学校(SVA)で最初のコンセプチュアルアート展とされる「ワーキングドローイングと紙に描かれたその他の目に見えるもの、必ずしも芸術として見られることを意図していないもの」を企画しましたが、「おそらく最初の真にコンセプチュアルな展覧会」と評されました。

彼は1994年に行われたAAAとのオーラル・ヒストリー・インタビューで、コンセプチュアル・アートへのアプローチの原点についてこう語っています。

『幾何学の定理を証明するように、ちょっとしたドローイングを描いて、そのアイデアを証明したい。自分が何をしたいのかは明確ではなかったが、ミニマリズムはやりたくないということははっきりしていた。芸術の対象性には興味がなかった。アートの哲学的な性質に興味があったんだ』〜Mel Bochner

『一連の出来事を起こし、それがどこへ導くにせよ、その結末まで追いかけます。時にはそれは本当に興味深いものになることもあります。時には何も起こらないこともあります。実際に旅に出るまではわかりません。』〜Mel Bochner

もう少し活躍して欲しかったですね。

それでは皆さん本日も良い1日を。