こんにちは、S&Tの上村です。昨日スーパーに行くと『神経締め』とデカデカと書いてあるお刺身を発見!
もちろん神経締めは知っていましたが品目の欄にデカデカと書いてあるのでどうしてもそちらに目がいっちゃって何の魚なのかまで辿りつきません。(笑)
結局その誘惑に負けて買ってきました。😅
帰ってきて食べるまで何の魚だったのかを知らずじまいでしたが、嫁と食べる時に隅々まで読んで魚はイサキと判明。
ちょうど先日諸橋近代美術館に行った時に買ってきた謎のシードルがあったのでそれを飲みながら食べました。それが衝撃の美味さ!
イサキのお刺身はもちろん食べた事がありますが、モノによっては後味の生臭さが気になることがありますよね。神経締めのお刺身は全くそれがありません。旨味のみ!!!
だって山形で売っているんですから釣りたてほど新鮮じゃないのは想像できますよね。しかし、それはもう釣りたての新鮮な魚そのもの。その美味さには脱帽です。神経じめが美味しいのは知ってましたが、改めてその凄さに驚きました。
一緒に飲んだシードルも美味かった。ラベルに惹かれて買いましたが侮っていました。食前酒や食中酒にピッタリ。お刺身との相性も抜群です。
ふざけたダリのラベルだったのでなめてました。(笑)
ちょっとお高めですがこれからの季節重宝しそうですね。ご興味ある方は諸橋近代美術館のYouTubeで宣伝してましたのでこちらをご覧下さい。
https://youtu.be/lf_e3SLctoU?si=t9My_hcTwlXT8cH8
飲みながらメイ・スティーブンスの作品を眺めていましたが、やっぱり幸せですね。美味しいお酒とおつまみに極上の芸術作品。人生の至福の時ですね。
私は連日の暑さでちょっと疲れ気味だったのか、そのまま昨日もいつの間にか寝ていました。(笑)
S&Tでは現在メイ・スティーブンスの作品を展示しておりますが、そのうちの1点が少し暗い方がその作品の良さがわかるようなので暗めの場所に展示したところ、皆さん食い入るように見ていきます。釘付けになる方続出です。
やっぱり皆さんわかるんですね。🎶
まだご覧になっていない方はお早めにいらっしゃって下さいね。😆
もちろんご予約必須です。
最後にメイ・スティーブンスについて。
May Stevensはマサチューセッツ州ドーチェスターで生まれ、ボストン近郊のマサチューセッツ州クインシーで労働者階級の家族に育てられました。結果的に彼女の作品は、彼女の社会に対する見方、彼女が彼女の周りで目撃した女性の貧困と機会の欠如の影響を受けました。ボストンとニューヨーク市で美術を学んだ後、彼女は1948年に仲間のアーティスト活動家ルドルフ・バラニクと結婚しました。
スティーブンスは最初から、芸術は個人的な表現だけでなく、社会的解説に使用されなければならないと信じていました。彼女の芸術は通常、政治活動家としての彼女の個人的な経験に関連しています。
彼女は公民権運動に従事し、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアがカタログの紹介を書いたフリーダムライダーと呼ばれる1964年の展覧会につながりました。1967年から1976年までのスティーブンスのビッグダディシリーズは、ベトナム戦争に対する怒りの反応として作られました。これらの大きなポップアートスタイルの絵画は、彼女の最も有名な絵画の1つです。
フェミニスト芸術運動に触発されたスティーブンスは、女性アーティストの人生を個人やグループのポートレイトで称え、それを「オルタナティブ」な美術史とみなしています。彼女はまた、1977年から92年まで出版された雑誌「Heresies: A Feminist Publication on Art and Politics」の設立を支援しました。
1981年のスティーブンスの息子の死は、彼女の作品の方向性を変えました。彼女の後の絵画は、痛烈な感覚が染み込んだ風景でした。
彼女はゲリラ・ガールズの元祖であり、重要なフェミニスト出版物『Heresies』の創設メンバーでもあります。彼女の作品は、MoMA、ホイットニー、ブルックリン美術館、ハーバード美術館、ダートマス大学フッド美術館などに収蔵されています。 (1924–2019)
ご興味ある方はもちろんS&Tまでお問い合わせ下さい。
それでは皆さん本日も良い1日を。