こんにちは、S&Tの上村です。なぜか昨日も朝からバタバタ。『貧乏暇なし』という言葉が頭をよぎります。(笑)

冗談はさておき、某展示でこんなことができないかという話をしていて先方もノリノリ。これには私も思わず嬉しくなっちゃいました。

やっぱりできるかできないかを考えるんじゃなく、これはどうやったら実現できるのかを考えるからこそ面白いし、それこそが芸術なんじゃないでしょうか?

それを楽しんでいる人こそ芸術家でしょう?

そんな人達と展示ができる幸せを感じた瞬間でした。

できるかできないかではなくてどうやったらできるのかを考える。人間の進歩はそこから始まるのだと私は思います。

だからなんでも初めてのものは笑われるのかもしれませんね。もしかしたら笑われたら将来的には正解なのかもしれないななんてことを考えてしまいました。(笑)

さて、オランダではこんな展示が。アムステルダム国立美術館で性的描写が施された19世紀の希少なコンドームが公開されました。

そんなの残っているんですね。

下世話な話、真っ先に気になったのは使用済みかどうか。(笑)

紫外線検査を実施したところ、未使用であることがわかったそうです。上の写真だとその大きさが分かりませんが展示風景を見ると結構デカい!!!

しかし、ただふざけているわけではありません。たかがコンドームと侮るなかれ、そこからは色んなことがわかるようです。

コンドームの長さが20センチに及ぶことから、このコンドームが「高級売春宿の土産品」であったことが示唆されるそうです。

また、同展示のキュレーターによると「実際に使用するものというよりは、友人たちと笑いのネタにするためのものだった」ということです。

コンドームに刷られた絵からはこんなことも。

「『Voilà mon choix(これが私の選択だ)』という銘文により、この版画は禁欲主義とギリシャ神話『パリスの審判』の両方を風刺している」んだそうです!

19世紀のヨーロッパは望まない妊娠や、梅毒などの性感染症が深刻な公衆衛生問題となっていました。

そんな事までこのコンドーム一つから話が膨らんじゃうですもんね。

面白いですよね。🤗

このコンドーム19世紀の売春と性をテーマにした展示の一環として、11月末までアムステル国立美術館で展示されるそうですのでお近くに行かれた際は立ち寄ってみてはいかが?

昨日は私も幾つになっても大きな夢を持って頑張ろうと思ったそんな日でした。

体力がいりますが…😅

それでは皆さん本日も良い1日を。