こんにちは、S&Tの上村です。連日親が子を殺したなんて事件のニュースが相次ぎ、同じ事件のニュースかと見直しちゃうほど似通っていることに驚きと悲しみを隠しきれませんね。日本は一体どうなっちゃってんだろうなんて憂いを隠しきれませんが、これも不景気だからと片付けちゃうのも安易な気がします。
くだらない事を一生懸命国会で議論していないで政治家はこういう事に目を向けるべきなんじゃないのかなぁとため息が出ちゃいますね。😖
さて、もう皆さんご存知かと思いますがオランダからはビックリのニュースが。
ウォーホルのシルクスクリーンプリント1点が廃棄された可能性があるという事です。
えっ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!
先日のブログでも書きましたが、ウォーホルと言えばつい先日のオークションでもミッキーのシルクスクリーンがおよそ7,000万円で落札されました。それが廃棄されたとは…。
紛失したのはオランダのベアトリックス女王を描いた1980年代の作品。

声明発表に先立ち、自治体は独立機関に調査を依頼したようですが作品が見つかる見込みはないそうです。😞
その他にも、4、5点の作品が同様の状況で行方不明となっていると言います。
そんな事ある?
発表された評価額は合計で約2万2000ユーロ(約360万円)と言っていますが、いやいやそんなわけがないでしょう。
ウォーホルのシルクだけでもっとすると思いますが、批判を恐れて大分評価額低く言ったんでしょうかね😅
オランダは昨年もこんな事件ありましたね。一体どうなっているのやら。
自治体は昨年11月に作品の紛失に気付き、警察へ届け出たものの、調査報告書では対応スピードが不十分だったと結論づけられています。どこの国もお役所や政治家は一緒なんですね。保身ばかり…。
だからこんな事態に陥っちゃうんですよ。金額だけじゃなく貴重な人類の文化遺産なんだという事をもう少し理解した方がいいですね。
実は誤って廃棄じゃなくて巧妙な盗難だったりして???
あくまで私見です。
というわけで本日の1品です。

the stretcher oil on canvas laid on canvas, in 2 parts
overall 182.9 x 346.7 cm
女王つながりでRose WylieのQueen of Sheba シリーズから。無理矢理ですかね。😅
ローズ・ワイリーは1934年イギリス生まれの画家です。ワイリーは、美術史や映画、漫画、カルト的なセレブリティなど、さまざまな視覚的ソースを用いて、大規模かつ広範に描かれたキャンバスを制作しています。創作過程における自発性を重視する彼女は、しばしばキャンバスの完成した部分にペイントやコラージュを施し、望ましい効果を追求します。このようなアプローチは、スケールのダイナミックな変化と多様な表面のテクスチャーを生み出しています。
彼女が世に出てきたのは70歳を超えてから。何かと年齢が話題になりますがそんなものどうでも良いと笑い飛ばされている感じがします。そんな彼女も今年は91歳なんですよね。
いまだに精力的に活躍していて、いつまでも話題が絶えません。
S&Tにも何点か彼女の作品ありますのでご覧になりたい方はいつでも遠慮なく声かけて下さいね。
それでは皆さん本日も良い1日を。