こんにちは。S&Tの上村です。毎日寒くて嫌ですね〜。😓

この時期の移動は道路の状況も次々と変化するので運転する方はお気をつけて。

さて、来年はいよいよアート市場は本格的にアジアの拠点を拡大してくるようです。サザビーズは来年2023年に東京と上海に新しいギャラリーをオープンするので楽しみですね。🤗

拠点を拡大するのはいいのですが、アジアンマネーだけを狙っているとすればあまり歓迎はできませんが。ちょっと半信半疑です。

ま、いずれにせよ盛り上がるのは良いことです。

ところでいよいよクリスマスですね。皆さんきっと美味しいものをたくさん食べることでしょう。今年はパーティーなんてする方もたくさんいらっしゃるんでしょうね。そんな時にちょっと使えるアートな話を覚えておくとちょっと自慢できるかもしれませんね。(笑)

まずは下の絵をご覧下さい。

「マリアの神殿奉納」1505頃 / V.カルパッチョ 
ミラノ ブレラ美術館蔵 

マリア様の父ヨアキム、母アンナは長い間子宝に恵まれませんでした。
そんな二人にある日天からのお告げがあり、遂に女の子を授かります。
神に感謝した二人は、この子が一生神に仕えることを誓い、その誓い通りマリアが3歳になった日に彼女を神殿に連れて行きます。たった3歳の子供が、一人で15段の階段を上り、司祭長が待つ神殿に入っていった、という場面を描いたのがこの絵「マリアの神殿奉献」です。この日以降、マリアは天使の手から食べ物を受け取って育てられた、と言われています。

今では誰でも知っている料理の『カルパッチョ』は実はこの画家の名前。

生牛肉の色が画家の絵の赤い色彩に似ていることからこの名前が付けられたという説が有力なんだそうです。

知ってましたか?

知ってる人はかなりの美術通ですね。

明日のクリスマスパーティーでさりげなく披露してみて下さい。尊敬の眼差しを独り占め間違いなし?かも。(笑)

それでは皆さん本日も良い1日を。