こんにちは。S&Tの上村です。よく社交辞令で『ちょうど連絡しようと思ってた。』という方がいらっしゃいますが、そんな社交辞令ではなくちょうど連絡をしようと思っていたところに湯浅 克俊さんから連絡が!以心伝心とはこのことでしょう。(笑)

1月から金沢にて滞在制作をしていたそうですが、ちょうど今週で終わり東京に戻られるということです。ということで新作を誰よりも早く見せて頂きました。\(^o^)/

Tokyo 2100 / Katsutoshi Yuasa ,2020 45cm x 30cm

木目の美しさと色彩が美しい作品ですね。今回の作品はサーモグラフィーで見たヒートアイランド東京がテーマとなっています。掲載の画像の作品は東京の未来。東京タワーよりも暑くなってしまった空なんだそうです。だからTokyo 2100なんですね。2100ってなんだろうと思っていましたが納得です。美しい見た目と反してコンセプトは結構ヘビーな内容です。

今回の新作は金沢の工房でしか作れないんだそうです。作るのが非常に難しく、1ヶ月ずっと試行錯誤を繰り返しようやく完成にこぎつけたんだそうですよ。

また、意外と注目されないのが紙ですが、湯浅さんの作品は紙へのこだわりもすごいんですよ。彼はいつも作品と紙の相性を考えて作品を制作しますが、今回のこのシリーズの紙は最高級の新潟の小国和紙雪更しを使用しています。なんと1枚4000円もするんですって!!!!!

これも様々試行錯誤した結果、作品との相性がバッチリだったそうです。

実はこの作品、対と呼べる作品もあるんです。ここでは掲載しませんが、それがTokyo 2000という作品。2点並べて飾ったらめっちゃいいと思いますよ。

この他に渋谷スクランブル交差点を描いたHeat Island という大きめの作品もあります。

まだどこにも発表されていない、価格も決まっていないこの作品。湯浅さんの新たな試みで、とても面白く、そして美しい作品になっています。

ちなみにエディションは5だそうです。気になる方は価格も分かりませんが是非予約して下さい。(笑)

誰よりも早いお知らせでした。