こんにちは。S&Tの上村です。久々にイドリス・カーンのリトグラフ が一点入荷しました。日本ではまだまだご紹介されていないようですが、S&Tでは当初から推している作家です。当初よりオリジナルの方も大分高価になっていて、現在は平均1000万円くらいになっています。リトなどの版画作品はまだ安く買えるのでご興味ある方は今のうちかと思います。
イドリス・カーンをお忘れの方のためにおさらいです。
イドリス・カーン
1978年 イギリス バーミンガム生まれ イギリス ロンドン在住
写真、ビデオ、彫刻を含む様々なメディアを通して作業しているカー ンの作品は、複数の画像を重ね合わせるという複雑なプロセスによっ て制作されています。 カーンの主題には文学、個人的および政治的歴史、音楽、宗教、特に イスラム教が含まれています。彼の作品は、ニューヨークのグッゲン ハイム美術館やイスラエルのテルアビブ美術館などの有名な美術館の コレクションになっています。オークションでも出る度に予想落札価格を越える価格を出していて現 在は原画は1500万円を越えるものも多数あります。 彼の世代の中で最も重要な作家の一人となっています。
また色々なアーティストへのオマージュ作品も発表されており、これが非常に興味深い作品となっています。例えばドイツ人アーティストのBernd and Hilla Becherなどのオマージュも作っています。
最近はブルーの作品を作っていてこちらも非常に興味深いです。
今回入荷したのは少し前の作品のリトグラフ です。2014年の作品でタイトルが『Death of painting』です。エディションは20と貴重な作品となっております。
パッと見、「なんだこれ?」と言われそうですが、タイトルから察して下さい。実際に見るともっと興味深いですよ。非常にカーンらしい作品と言えるでしょう。額をつけようと思っていますが、現在ちょっと面白い額を検討中です。楽しみにしていて下さい。\(^o^)/
彼の作品はとにかく考えさせられます。なんでこうしたのだろうとか見るたびに新たな発見のある興味深い作品です。そして文句なくカッコいいんです。
イドリス・カーンの作品はS&Tでも人気のある作家さんなのでご興味ある方はお早めにご連絡下さい。なくなっていたらゴメンなさい。(⌒-⌒; )