International Women’s Day(国際女性デー)
こんにちは、S&Tの上村です。本日はInternational Women’s Day(国際女性デー)ですね。私の嫁の誕生日でもあるのですが、その話をするとチカラコブを作ってポーズをとる嫁に思わず笑っちゃいました🤣
毎年のことなのですがやっぱりこういう日があると必ず思い出し考えるきっかけとなるので良いですね。
特に私みたいに忘れっぽい人にとっては😅
International Women’s Day(国際女性デー)についてはWikipediaなどを参照ください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/国際女性デー
ARTnews JAPANでも連日国際女性デーに関しての記事が出ていますが、体感的にずっと変わっていないのが日本のジェンダーギャップ。
日本の男性コレクターによる女性アーティストの作品保有率は世界最低水準となっています。😞
女性アーティストなんて呼び方をしている時点で差別な感じもしますが…。
ま、私が言いたいのはやはり作品をもっとちゃんと見ましょうよという事。
作家が男性だとか女性だとかトランスジェンダーだとかどうでもよいこと。
有名であるとか無名であるとかもどうでもいいこと。
結局のところ作品を見て購入していないからこういう結果になるんじゃないのかと個人的には思っちゃいます。
あくまで私見ですが。
ちなみにあえてS&Tで取り扱っている作品を男性女性の比で見てみたら、なんと半々なんですね。
なんの自慢にもなっていませんが(笑)
というわけで本日の1品です。

1968
Watercolor, pen and ink and charcoal pencil on paper
57.9 × 79.9 cm
本日にふさわしい作家と言えばS&Tでもお馴染みのMay Stevensですね。May Stevensと言えばやはりBig Daddyシリーズ。こちらの作品はホイットニー美術館に収蔵されています。
May Stevens (1924–2019)はマサチューセッツ州ドーチェスターで生まれ、ボストン近郊のマサチューセッツ州クインシーで労働者階級の家族に育てられました。結果的に彼女の作品は、彼女の社会に対する見方、彼女が彼女の周りで目撃した女性の貧困と機会の欠如の影響を受けました。ボストンとニューヨーク市で美術を学んだ後、彼女は1948年に仲間のアーティスト活動家ルドルフ・バラニクと結婚しました。
スティーブンスは最初から、芸術は個人的な表現だけでなく、社会的解説に使用されなければならないと信じていました。彼女の芸術は通常、政治活動家としての彼女の個人的な経験に関連しています。
彼女は公民権運動に従事し、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアがカタログの紹介を書いたフリーダムライダーと呼ばれる1964年の展覧会につながりました。1967年から1976年までのスティーブンスのビッグダディシリーズは、ベトナム戦争に対する怒りの反応として作られました。これらの大きなポップアートスタイルの絵画は、彼女の最も有名な絵画の1つです。
肉屋、警官、兵士、絞首刑執行人など、様々な制服を着た、ありふれた中年白人男性を描いた、彼女のグラフィック・ポップ風の作品群は、もともと彼女自身の父親の人種差別的な見解に触発されたものでした。彼女は、この無知な男性の風刺画を、アメリカの家父長制的な権力構造における偽善的で不公平だと感じていたすべてのものの視覚的なメタファーとして制作しました。これらの作品は近年再び注目を集めており、「ビッグ・ダディ」作品2点が、MoMAの開館記念展で展示されています。また、「ビッグ・ダディ」の絵画は、スミソニアン博物館が企画し、ミネアポリス美術館に巡回している「アーティストの応答:アメリカ美術とベトナム戦争、1965-1975」展にも出品されました。
フェミニスト芸術運動に触発されたスティーブンスは、女性アーティストの人生を個人やグループのポートレイトで称え、それを「オルタナティブ」な美術史とみなしています。彼女はまた、1977年から92年まで出版された雑誌「Heresies: A Feminist Publication on Art and Politics」の設立を支援しました。
1981年のスティーブンスの息子の死は、彼女の作品の方向性を変えました。彼女の後の絵画は、痛烈な感覚が染み込んだ風景でした。
彼女はゲリラ・ガールズの元祖であり、重要なフェミニスト出版物『Heresies』の創設メンバーでもあります。彼女の作品は、MoMA、ホイットニー、ブルックリン美術館、ハーバード美術館、ダートマス大学フッド美術館などに収蔵されています。
彼女の作品にご興味ある方はもちろん遠慮なくお問い合わせください。
それでは皆さん本日も良い1日を。
