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雪で家にこもっているときは…

こんにちは、S&Tの上村です。昨日は天気良かったので天気予報も外れたんだと油断していたらとんでもなかった。😅

現代の科学を甘くみちゃいけませんね。しっかりと降りました。

たまには予報が外れてくれてもいいのに。

さて、つい先日も美術館強盗の話題があったのは記憶に新しいところですね。そんな過去の美術館強奪事件を描いたノンフィクションが発売されましたね。

それがこちら。

紹介文の中の文言に思わず頷いちゃいました。

「美術品窃盗犯の芸術的腕前が発揮されるのは、窃盗そのものではなく、売りさばきにおいてだ」〜本書紹介文より

芸術は作品そのものだけでなくこういう周辺の話も非常に面白く、また魅力的ですよね。不謹慎ですが😅

現在まだまだ冬真っ只中、雪で家にこもっているときはたまにはこんな本を読んでドキドキするのも良いんじゃないでしょうか?

私もまだ読んでいませんが思わず注文しちゃいました。(笑)

というわけで本日の1品です。

Black E, 2007 / ROY OXLADE
Oil on canvas
76 x 101.6 cm,

ロイ・オックスレイド(1929年、英国ロンドン生まれ、2014年、英国ケント州没)は、20世紀英国美術史において極めて重要な役割を果たしました。1950年代に初めて注目を集めて以来、彼は60年にわたり、周囲の現実世界における経験に根ざした絵画や紙の作品を制作し続けました。

「芸術家は、何らかの形で避けられないものを克服しなければならない。私は真実性、明晰さ、そしてある種の特異性を求めている」」と彼は述べています。

オックスレイドの作品は、彼の絵画の基盤となったケント州の自宅兼アトリエと密接に結びついています。美的・機能的価値に基づいて選ばれた、はさみ、水差し、レモン、ランプといった繰り返し登場するモチーフによって表現される、家庭生活と儀式は、彼の作品の中核を成しています。

画家仲間で妻のローズ・ワイリーも、生涯のミューズとして、彼の絵画に頻繁に登場します。 「ロイの絵画は個人的なイメージに基づいていました。彼は対象を選ぶ際に非常に慎重でした」と彼女は述べています。

そうなんです。彼はS&Tでもお馴染みのローズ・ワイリーの亡くなった旦那さんなんですね。

オックスレイドの創作活動は、本能と即時性によって推進されていました。これらは、彼が「芸術の芸術性」と呼んだものとは対照的な性質でした。オックスレイド自身は多作で非常に影響力のある美術教育者であり、ケント州シッティングボーンでサマースクールを指導したことで有名でしたが、彼は「物事のやり方を学ぶことの重荷」を警戒していました。彼にとって、芸術の未来とは、基本に立ち返ること、つまり「原始主義」への回帰を意味していました。デッサンは非常に重要なツールであり、彼はこの媒体を自身の創作活動の真髄と呼んでいました。

また、キャンバスに明瞭さを生み出すことは彼の重要な目標でした。オックスレイドは絵画に物語的な構造を持たせることに熱心でした。しかし、解釈の可能性も不可欠でした。

「世界への窓のような絵画には興味がない」と、オックスレイドは2003年のインタビューで述べています。結果として、彼は自身の絵画を、思考、感情、そして詩的な想像力の統合体だと表現しました。

今ではローズ・ワイリーの方がはるかに有名ですが、ローズの現在の成功はもしかしたらロイがいなかったらなかったかもしれません。

2014年に亡くなっていますが、もっと評価されても良い作家なんじゃないかなと思います。

ご興味持ちましたら遠慮なくお問い合わせ下さいね。

それでは皆さん本日も良い1日を。

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