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衝撃の出会い

こんにちは、S&Tの上村です。昨日はようやく海外から届いたでかい作品を開梱できました。いつもに比べれば大した事ないのですが、点数の多いセットのため大変でした。😅

展示の片付けはまだまだ終わりそうもありませんが、ようやくいつものS&Tに戻ってきました。🤗

イベント中は皆さんにお見せすることはできませんでしたが、新しく到着した作品を含め現在S&Tでは写真をテーマに展示しております。これが地味に良いんですよね。ジワジワときます。

ぜひ皆さん見にきて下さいね。

最近のS&Tのご予約の流行り(?)は『何月何日の何時ごろ予約お願いします』ではなく『何月何日の何時ごろから〜時間の予約お願いします。』と滞在時間まで希望をされる方が多いですね。

S&Tへ来ると時間がいくらあっても足りないことにようやく皆さん気がついたようです。(笑)

ひと段落ついてお昼休みのこと。いつもと違うところに行きたくてちょっと遠出して中華が本格的という噂の所へ行ってみました。そこには衝撃の出会いが。

お昼の営業時間ギリギリだったのですが、まず店に入るとコワモテの店員さんが『何しにきた?』と言わんばかりに嫌そうにお出迎え。😅

2人と伝えると聞こえないくらい小さな声でテーブルを指さします。

そんな調子ですから不安でしたが、メニューを見ると美味しそうです。😋

お客様も次々とやってきて満席でした。

料理が到着するとまたまた小さな声で置いていきます。もちろん料理の説明なんかありません。😅

そして、いざ実食。

う・ま・い!!!!!!!

少し濃い目の味付けでしたが非常に美味しかったです。

帰りの会計の時も例のコワモテ店員さん。だいぶ慣れてきたし、料理もうまかったので思わず『美味かった!!!!』と声をかけました。

するとそんなことを言われた事がないのでしょう。

これ以上ないくらい目を見開き、びっくりした表情で『あ、あざーす』と声を振り絞っていました。(爆笑)

ま、その見た目と態度ですからきっと声をかけたくてもかけづらいのかもしれませんね。😅

帰り道、その店員の話題で盛り上がりました。(笑)

そんな態度でもなぜか嫌な感じがしなかったのでリピ決定です。次は何食べよう?😆

店名はここでは書けないので知りたい方はコソッとお教えしますね。

というわけで本日の1品です。

Anthropocene Reliquary, 2025 / Matthew Day Jackson
Stainless steel, bronze, lead, artist-made mirror, plexiglass, material believed to be Trinitite
228.6 x 139.7 x 71.1 cm

S&Tでもお馴染みのマシュー・デイ・ジャクソンの作品から。こちらは今年ニューヨークの展示で展示されていたものです。正面からだとわかりづらいですよね。いろんな角度からの画像掲載しておきますね。

Matthew Day Jacksonは1974年生まれのアメリカ人アーティストです。彫刻、絵画、コラージュ、写真、ドローイング、ビデオ、パフォーマンス、インスタレーションなど、多面的な実践を行っています。

彼の芸術は、人間の思考の進化、フロンティアの致命的な魅力、人間が技術の進歩に置く信仰などの大きなアイデアに取り組んでいます。特に、彼の作品はアメリカンドリームの神話に取り組み、失敗したユートピアのビジョンを通して創造、成長、超越、そして死の力を探求しています。

彼にとって、美しさはしばしば荒廃と結びついています。彼の作品は、彼が「恐ろしい」と呼ぶ概念を探求しています。人がすることはすべて、美しさと恐怖の両方をもたらす可能性があるという信念のもと制作されています。

ご覧になった事がある人はよくお分かりかと思いますが、彼のエディション版や版画作品も実にこだわりがすごいんです。彼の刷り師とも話した事がありますが、かなりの歳月をかけて出来上がっているようです。

彼の作品はデカかったり、連作のため壁面を選んじゃいますが、非常に面白い作品が多いんです。こればかりは実物を見てみないとうまく伝わらないと思います。

出すのが大変なので中々簡単にはお見せできませんが、実はS&Tにも…。

S&Tでもおすすめの作家の1人です。

それでは皆さん本日も良い1日を。

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