目隠しなのに
こんにちは、S&Tの上村です。昨日は久々にいらっしゃったお客様がご来店。ご予約していた作品を取りにいらっしゃいましたが、久しぶりすぎて見ていない作品がありすぎて私も見せきれませんでした。😅
S&Tのイベントからコレクターになった方ですが、回を重ねるごとにレベルアップしていてすっかりハマっているのが見受けられます。ちょっと前まで資格試験の勉強に追われていたようですが、芸術作品を見て癒されながら頑張ったそうです。(笑)
これからの地方のコレクター界を盛り上げていってくれる事でしょう。実に嬉しいですね。😍
私も責任重大です。気持ちを引き締めて頑張ろうと思った昨日でした。
さて、先日まで開催していたイベント『トライアングル』で芳名帳の目隠しにトーマス・ルフの絵葉書を使っていたのですがこれが展示作品か何かかと思う人続出。😅
なんなら持って帰ろうとする人もいたりして、改めてルフの作品ってすごいんだなと思いました。
だって、ただの絵葉書ですよ。ルフだなんて知らない人もこれなんだろうと手に取って見ていましたから!
いちいち説明するのも大変でした。(笑)
思えば30数年前、私が日本に輸入した頃はまだほとんどのお客様はルフなど知らず、私の力不足もあって『なんだそれ?』と怪訝な顔をされる始末。💦
わずか数万円でエディション版も買えたのですが、今ではそんな話が嘘のような価格になっています。
当時購入された方は今どうしているでしょうね。
『トライアングル』ではそんな懐かしい思い出にしばし浸る事ができました。
懐かしさついでに当時私が輸入していたトーマス・ルフの作品を最近ゲットする事ができました。😆
以前ゲットした作品と並べて展示してありますのでぜひたくさんの皆さんにご覧いただきたいと思います。
これが本当にいいんですよね。昨日のお客様もため息をつきながら見ていましたよ。(笑)
個人的には最近の作品よりも今回入荷しているあたりの1980年代から90年代の作品が好きですね。たまりません。
価格は30数年前とは比べ物になりませんが、まだまだ手にできる価格なのでご興味ある方は今のうちですかね。
オススメです。
というわけで本日の1品です。

mural-sized chromogenic print, front-mounted to acrylic and flush-mounted to aluminum
223.5 × 177.8 cm
edition of 4
集合住宅や企業の社屋など、ごく普通の建築の外観を撮影した「Häuser」シリーズは、最初の作品「Interieurs」と同様、身近な環境を一定の方法で撮影した写真の集積によって、何かを浮かび上がらせようとする作品です。ルフはここでありふれた建築を、あえて建築写真のありふれた撮り方にならって撮影しています。この二重の「ありふれた様式」によってはたして何が見えてくるのでしょうか?この作品では、必要に応じて二枚のネガを合成するなど、初めてコンピュータ上での画像加工が行われました。
今では大御所のルフも67歳。手に入れるなら今かもしれませんね。
現在2枚のエディション版が入荷していますがどちらも秀逸です。あとはS&Tへ来てからのお楽しみ。
ご興味ある方は遠慮なくお問い合わせくださいね。
それでは皆さん本日も良い1日を。