本気で
こんにちは、S&Tの上村です。昨日はゆっくりとお休みさせて頂きました。久しぶりに牛タンでも食べようかと移動している車中で3連休だと気が付きました。かなり遅いですが😅
前から私は、お休みの時に仕事しているので祝日に対しては無頓着なんですが、本気で曜日の感覚もなくなっているのはあまり良くないですね。これからはボケ防止に毎日カレンダーと睨めっこしようと思います。💦
さて、本日は文化の日。このくらいは私もカレンダー見なくてもわかります。(笑)
だいぶ寒くなってきたとは言えまだまだ芸術の秋、食欲の秋まっ盛り。イギリスでは毎年開催されているCake Internationalが開催され盛り上がっています。こちらは世界中からパン職人や愛好家たちが集まる世界最大の大会で週末には数千人の来場者が見込まれるんだそうです。皆さんご存知ですか?
まさに食欲の秋と芸術の秋を合わせたような大会で、その作品は食べられるのかと思うようなものばかり。
ちょっとご紹介しますね。





マイケル・ジャクソンのやつなんて180cmもあるんですって!
食べられなさそうですが、もちろん全て食べられるんだそうですよ。
毎年、技術も向上して今やこのレベルなんだそうですが、これから一体どんな進化を遂げるのか。
機会があったら一度覗いてみたいですね。
というわけで本日の1品です。

Oil-based woodcut on hand-painted paper
100cm x 143cm
2014年
先日のワークショップも大好評だった湯浅克俊さんの作品から。これが木版画なんていつ見てもすごいですよね!
初期の頃からS&Tのイベントに参加している方はこのシリーズ懐かしいと感じるかもしれませんね。もうそんなに月日が経つんですね。
湯浅克俊は1978年東京生まれのアーティストです。
一見、写真のように見える彼の作品は、自身で撮影した写真を基にすべて手で彫られています。光の陰影は彫りの深浅、幅の広狭で表現されており、その卓越した技術によって実際の空気感までをも感じさせ、寄り添う記憶や視覚の残像のようなイメージを織り成しています。
日本の木版画の立ち位置を、浮世絵から現代の視点、そして未来へ切り開いていく方法を真摯に追い求め、制作に反映させています。
【湯浅 克俊】*敬称略
1978 東京都生まれ
2002 武蔵野美術大学 造形学部油絵学科(版画コース)卒業
2005 ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(ロンドン、英国)修士課程版画科修了
2011-2014 武蔵野美術大学 非常勤講師
2014-2015 MI-LAB Artist-in-residence 講師
2015- 国際木版画会議 国際委員会メンバー
2016- EAST TOKYO MOKUHANGA STUDIO 主宰
2018- 特定非営利法人国際木版画協会日本委員会 副理事
2019-2024 多摩美術大学 非常勤講師
現在、神奈川県川崎市在住
(主な個展)
2000 katsutoshi yuasa exhibition 2000 / 武蔵野美術大学 東京
2006 Woodcuts : Impure Reflections / Perlberg Contemporary Art ニューヨーク、米国
Contrasts / Corn Exchange Gallery エジンバラ、英国
Floating World / ASPN Galerie ライプツィヒ、ドイツ
2012 うつろな国のたゆたう風景 / YUKI-SIS 東京
Beyond Assumption / IN THE GALLEY コペンハーゲン、デンマーク
2022 SEEING THROUGH THE LIGHT / Museum Franz Gertsch ブルクドルフ、スイス
2024 Depthless / 越前和紙の里美術館 福井
2025 IMAGEMAKER / BBA Gallery ベルリン、ドイツ
(主な作品収蔵先)
Cleveland Museum of Art クリーブランド、米国
中国版画美術館 北京、中国
Clifford Chance LLP ロンドン、英国
Laing Art Gallery ニューキャッスル、英国
武蔵野美術大学 東京
Museum der bildenden Künste Leipzig ライプツィヒ、ドイツ
Minneapolis Institute of Art ミネアポリス、米国
New York Public Library ニューヨーク、米国
Royal College of Art ロンドン、英国
Sprengel Museum Hannover ハノーファー、ドイツ
Victoria&Albert Museum ロンドン、英国
2025年11月8日(土)~22(土)はYUKI-SISさんにて個展が開催されるそうですのでお近くへ行かれる方はぜひ。
もちろん彼の作品をご覧になりたい方はS&Tへ足を運んで頂ければいつでもご覧頂けます。
彼の作品についてのお問い合わせは遠慮なくS&Tへご連絡下さいね。
それでは皆さん本日も良い1日を。
