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本日もトライアングルは開催中です

こんにちは、S&Tの上村です。昨日は雨のせいなのか連休の中日だからなのか人出がほぼありませんでした。会場の周りの駐車場もガラガラ。😅

そんな中トライアングルは朝から賑わいを見せていました。🤗

お一人お一人丁寧にご覧頂けてちょうど良かったと思います。滞在時間皆さん長く、かなり楽しんでいる様子を見ていると思わず笑みがこぼれました。

夕方は施設内に全く人けがないのでちょっと早めに閉めてきました。いつもより早かったので買い出しにスーパーに寄ると、こちらも人けがありません。食材もありませんでした。😅

山形市全体がお盆休みなのかなんなのかそんな日でした。

それでもいつもより多く皆さんとお話ししたのか私はヘロヘロ。(笑)

そう言えばドイツから観光でいらしゃったお客様はよほど感動したのか明日もやっているか聞いていましたよ。嬉しいですね🤗

トライアングルはあと1週間。土曜日の座談会も皆さんぜひ足を運んで下さいね。

さて、イギリスからはこんな話題が。

2000年に発見された第二次世界大戦の忘れられたプロパガンダポスター「Keep Calm and Carry On」が21世紀のイギリスで新たな反響を呼んでいるというのです。

それはチューダー朝の王冠の下に記され、その大胆で飾り気のないメッセージ「Keep Calm and Carry On(落ち着いて、続けよう)」と描かれています。

それは戦時中の英国とはかけ離れた世界に響き渡り、瞬く間にデザイントレンドを席巻し、21世紀で最も認知され、再利用される文化的スローガンの一つとなりました。

実はこのポスター、戦争の脅威の中で国民の士気を高めるために1939年に英国情報省から委託された3部作の一つでしたが、公式には公開されることはなく、ほとんど展示されることもなかったんだそうです。

爆発的な人気が始まったのは、ガーディアン紙のジャーナリスト、スージー・シュタイナーが2005年に自身のお気に入りのデザインアイテム10選の記事でこのポスターを取り上げてから爆発的に人気になったんだそうです。

ポスターは、当初意図されていたものとは全く異なる時代背景に再登場しました。急速に成長するインターネット文化、皮肉と不安によって形作られた時代に再び現れたんですね。しかし、すぐに新しい世界にもその地位を確立し、英国の禁欲主義の究極の表現となり、尽きることのないパロディのプラットフォームとなりました。

2007年までに、このポスターの販売枚数は5万枚に達し、その人気は未だ衰えていません。2009年には、「Keep Calm and Carry On(落ち着いて、やり続けよう)」というメッセージが、2008年の金融危機後の国民感情に呼応しました。経済混乱の中で、このポスターの毅然とした冷静さというメッセージは一部の人々に安心感を与え、多くの人々にとって、尊厳を持って困難を乗り越えることの象徴となりました。

『戦時中の精神を国民が神話化する中で、今もなお私たちの文化的記憶とアイデンティティの多くを形作っている、その一部です。』と大学の教授は語っていますが、きっとそれぞれの国によってそういうものってあるんでしょうね。

それを大切にするのもまた文化。日本では何があるでしょうね。

実は今回の『トライアングル』でもそんなことを語れるものが。

それは会場へ来た人だけのお楽しみにしておきますね。(笑)

『トライアングル』 展
会期 8月5日(火)〜8月17日(日)
   11:00 〜 19:00  *最終日のみ17:00まで
   *8月16日(土) 14:00 〜 15:30 座談会開催予定
会場 The Local TUAD ART GALLERY and famAA
     〒990-0043 山形県山形市本町1-5-19  TEL: 023-615-8099
参加作家 非公開

それでは皆さん本日も良い1日を。

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