DIARY / BLOG

何気ない日常

こんにちは、S&Tの上村です。最近本などは全てネットで買っているのでしばらく本屋さんには行っていないなと思い、昨日はごくごく普通の本屋さんへ行ってみました。

本屋さん手作りのポップなど読んでいるとやっぱり興味をそそられますね。手に取ってみると思ったのと違ったり、いい意味で裏切られたりとネットで買うのとはちょっと違うワクワク感をしばし楽しみました。私が最もテンションが上がったのはレトルトカレーのコーナーでしたが。(笑)

たまに行ってみるのも良いものですね。🤗

帰り道、今の時期はあちこちで道路工事をしていますが工事現場のバルーンみたいな照明がちょっと変わった形をしていました。変なのと思ってよく見ると、うさぎ(?)みたいな形になっていてそこには『Merry Christmas!』と書いてありました。

もうそんな季節なんですね。そこの工事現場ではイライラ立ち止まる人はいないんだろうなと思うとちょっとホッコリ。

なんてことない事ですがそういう工夫って大事ですね。

そんな何気ない日常を噛み締めた昨日でした。(笑)

さて、山形はめっきり寒くなってきて来週は雪の予報が😅

そんなのはお構いなしに世界のアートシーンは熱く盛り上がっているようです。昨日も12月開催のアートバゼルマイアミビーチのご案内がきていましたが、山形がこうも寒いと行きたくなっちゃいますね(笑)

そういえば京都では今日まで「Art Collaboration Kyoto(ACK)」やっていますね。どんな感じか気になるところです。行った方は情報お待ちしてますね。🤗

今年も終わりだというのにまだまだ熱く盛り上がっています。

というわけで本日の1品です。

Calving Glacier VIII, Kronebreen, Svalbard, 2022-2023 / ANNE-KARIN FURUNES
Acrylic on canvas, perforated,
200 x 127 cm

ANNE-KARIN FURUNES(1961年、ノルウェー、オーランド生まれ)は、絵画と公共のコミッション作品で活躍するスカンジナビアを代表するアーティストです。1992年以来、フルネスはキャンバスや金属に穴を開ける独自の技法を開発し、空間、光、そして素材といった写真的要素とデジタル要素を融合させています。彼女の作品に開けられた穴は、定期刊行物で最もよく用いられるハーフトーン技法を模倣しています。しかし、フルネスは画像の作成にコンピュータを用いるのではなく、手作業で構成しています。

「穴は一つ一つ手作業で開けます。使用するパンチ穴のサイズも30種類にもなります。キャンバスを床に置き、一つ一つ手作業で穴を開けます。ですから、この瞑想とも言える制作プロセスは、非常にゆっくりとしたプロセスです。」とフルネスは説明します。

彼女はインクの代わりに光を用い、斜めのグリッドに星模様を描き出し、一つ一つ手作業で穴を開けることで、人間の目が光をどのように捉えるかをイメージとして捉えています。

「明らかにするために取り除く」というフルネスの手法は、忘れられた歴史や人々に焦点を当てることが多い、リサーチに基づく彼女の制作活動と相まって、アーカイブ写真に具体的な人間的、そして現代的な要素を注入しています。忘れられた人々のイメージを文字通り光に照らすことで、彼女のアーティストとしての制作プロセスは、それ自体がメタファーとなっています。

彼女の作品は、フィンランドのエスポー近代美術館、フィンランドのキアズマ現代美術館、ノルウェーのキステフォス美術館、ニューヨークの美術デザイン博物館、ノルウェー美術館、イタリアのフォルトゥニ宮殿、中国の国立博物館、ノルウェー国立現代美術館、ノルウェーのトロムソ現代美術館など、世界各国の著名なコレクションに収蔵されています。

それでは皆さん本日も良い1日を。

次の記事
16/2462
前の記事