他人事ではありませんね
こんにちは、S&Tの上村です。昨日定期検診に病院へ行って医者と話していると衝撃の事実が!!!
『早く言えよ!』とビックリしましたが、「昭和の常識、令和の非常識」とはよく言ったものです。30年前の常識は今では非常識なようです。😅
アップデートしないととんでもないことになりますね。
詳しくは書きませんが、気になる方はS&Tへ来た時にでも遠慮なく聞いて下さいね。喜んでお教えしますよ。🤗
さて、海外からはこんなニュースが。オランダのゴッホ美術館が、政府からの支援が不足しているために改修が計画通り実施できず、将来的な存続の危機にあると発表しました。
『え〜っ!』と驚いた人もたくさんいるかもしれませんね。Marcel van EedenなどS&Tでもお馴染みの作家にも馴染み深い美術館ですもんね。
そもそもゴッホ美術館はコレクションの散逸を防ぐためにできた美術館。
甥であるエンジニアのフィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホとオランダ政府の間で取り決めを締結し、200点以上の絵画、500点に及ぶ素描、900点に及ぶ手紙、さらにゴッホと同時代の作家の作品を含むコレクション一式を「フィンセント・ファン・ゴッホ財団」に寄託しました。
このとき、政府は見返りとして、新たな美術館の建設および維持に必要な資金を提供することを約束していたんですが、今回の騒動です。
ゴッホ美術館は開館以降5700万人近くの来場者が訪れ、運営収入の約85パーセントを自館で賄い、経済的にも自立してきました。さすがゴッホ美術館。
それでも、これほどの来館者数に対応することを想定しておらず、持続可能性、安全性、温度管理といった点で現代の基準を満たせておらず老朽化が進み、今後の維持管理が困難な状況なんだそうです。😅
同館はこうした課題の解決にむけて、大規模修繕と持続可能性のための改修の計画「Masterplan 2028」を策定しました。しかし、このまま政府の財政支援が不足すれば、修繕資金が確保できず、最終的には美術館の閉館も避けられない事態になっちゃうそうです。
今回の騒動はなにもゴッホ美術館だけの問題ではなさそうですよね。だってあれほど人が入っているゴッホ美術館での話ですから、あまり人気はないけど重要な美術館の閉館など将来的にありそうですよね。
この問題、他人事ではなく自分ごととして各関係者は捉えてほしいなと思います。
世界中で美術館の修復ラッシュの今、美術の危機と言っても過言ではないかもしれませんね。
皆さんはこのニュースどう思いますか?
まったりした日曜日に、ゆっくりこんな問題を考えてみて下さい。
それでは皆さん本日も良い1日を。