人間って…
こんにちは、S&Tの上村です。ようやく少しづつ片付いてきました。今は次々と額屋さんに送り込んでいますが、輸送費が…😅
昨日も色々連絡していましたが、気になる事も多々ありました。ブログでは詳しくは言えませんが、本当に人間って面倒くさいですね。おかげでストレスからか鼻血が🩸
さて、いよいよ本日からArt Basel Parisが始まりますね。最初の二日間はVIP daysですが一体どんなことになっているのか気になります。もちろん現地には行きませんが、ここ連日いろんなところからご案内が届いてすぐにでも行きたくなるような魅力的なお誘いで困っちゃいますね。😅
鼻血出している場合ではありませんね。(笑)
気になる作家をご紹介できるようにしっかりチェックしたいと思っています。
さて、先日ブログで書いたルーブル美術館での盗難は日本でも珍しく話題になっているようですね。
ルーブルの事件のような犯行をできる犯罪者は限られており、警察にすでに知られている人物である可能性が高いそうです。なんだかこれまた映画みたいですね。
しかし、盗品はすぐに分解されて、部品や宝石として闇市場に流されてしまう可能性が高いんだそうです。
盗品のダイヤは細かくカットされ、金は溶かされることで、購入者は出所を知るすべもなくなるそうで、犯人が検挙されても盗品が戻ってくるケースはほぼないんだそうです。😓
先日も書きましたが欲にまみれた人間ってなんて愚かなんでしょうね。
私も美術品を販売していて矛盾するようですが、美術品はお金に変えることなど到底できません。
例えば今回のように何カラットもするような貴重なダイヤを細かくしたら価値がなくなるのは、宝石の素人の私でも容易にわかりますよね。お金にはなるかもしれませんが…。
今後同じようなそのダイヤの装飾品を見ることは叶わないわけです。
本当に愚かな行為としか言いようがありません。
ゴールドにまつわる事件は日本でも最近多いですよね。金の高騰が原因でしょうけれど、それにしてもそれで一喜一憂しないで普通に暮らしていればいいじゃないですか。幸せとは何かを改めて考える必要がありそうです。
そんな説教は犯罪者には何も響かないでしょうけれど。😅
結局のところ芸術作品は人類の遺産であって、個人が所有できるものではないんですよね。一時的に預かっていると考えた方が良いかもしれません。だからこそ、なおさら所有者は大切にするべきですよね。
お金のことしか考えていない人には、そんな事はわかるはずもありませんが。
欲って恐ろしい😱
というわけで本日の1品です。

Lambda print
size: 53 x 33 cm
101 x 66 cm
152 x 100 cm
1964年ロンドン生まれのMiles Aldridgeは、イタリア版『ヴォーグ』、アメリカ版『ヴォーグ』、ヌメロ、『ニューヨーク・タイムズ』、『ニューヨーカー』、『パラディ』といった著名な雑誌に写真を発表してきました。
マウリツィオ・カテラン、ハーランド・ミラー、ギルバート&ジョージといったアーティストとのコラボレーション撮影も手がけています。
「もし世界が十分に美しかったら、いつもロケ撮影をするだろう」と、ごく最近までヨーロッパ、ニューヨーク、ロサンゼルスで、精巧に構築され、細心の注意を払って照明が当てられたスタジオセットでほぼ独占的に撮影を行っていた彼は語ります。
「しかし、世界は美学を優先して設計されているわけではない。だから私は、現実の世界を撮影するのではなく、世界を再構築することを好む。私がやろうとしているのは、現実の生活から何かを取り出し、それを映画的な方法で再構築することだ。」〜Miles Aldridge
彼の作品は実際のモデルがいるわけですが、まるで人形のようですね。
ご興味ある方はお問い合わせ下さい。
それでは皆さん本日も良い1日を。
