そんなことも覚えておいて下さい
こんにちは、S&Tの上村です。昨日は休もうと思ったら、結局、片付けやら残務処理やらで丸1日仕事。😅
合間にPCのセキュリティソフトを起動させながら『処理中しています。』と変な言葉にしばし癒されました。(笑)
ちょっとまだまだ休めそうにありませんね。💦
昨日お客様からウチにあるエディション版の作品がオークションでものすごく安く売られていたと連絡頂きました。😓
そういう事もありますが、結局オークションは水物です。経済やその時の人気で左右される事もあります。
市場価格とオークションの結果が乖離していることはままあるんですよね。😅
しかし、長い目で見れば、ちゃんとしたものは結局のところ値は上がっちゃいます。その辺も情報として入れておかないと一喜一憂しちゃうことになります。
特に今は円が弱い上に輸送費も高騰しているので、オークションで安く出ていたからといってウチで安く出せるわけじゃありません。😓
安く手に入れた方はラッキーだとしか言いようがありません。
私も心苦しいのですが、こればかりは仕方ないですね。🙇
そんなことも覚えておくと良いのかもしれませんね。
情報としてこれからの皆さんのコレクションのお役に立てて下さい。
さて、ちょっと前に、子どもたちが興味のあるアートジャンルは「絵画」がトップという嬉しいニュースがありました。音楽や映画をさしおいてのトップはちょっと意外でしたが、嬉しいランキングですね。😍
小中学生が「芸術やアートはみんなの生活を豊かにしている」と感じていたそうです。😆
いや〜、この結果は日本の未来に期待が持てる結果ですね。ちょっと元気もやる気も出ました。(笑)
それに比べなんの節操もない日本の政治家たち。きっと初めは日本を良くしようと政治家になったはずなのになんでそうなっちゃう???
それとも初めからそんな志もなく政治家になった???
ちなみに『絵画』に続いて小説、楽器演奏、写真、ダンスが上位にあがっていたそうです。
この子達の将来に期待したいなと思います。
というわけで本日の1品です。

Oil and acrylic on canvas
220 x 190 cm
Courtesy the artist
George Rouyは1994年、イギリス、ケント州シッティングボーン生まれのアーティストです。2016年にキャンバーウェル・カレッジ・オブ・アーツを卒業して以来、国際的に展覧会を開催してきました。主な展覧会には、ルーヴル美術館とポンピドゥー・センター・メス(フランス、パリ)との共同展「コピスト」(2025年)などがあります。
彼は新世代の国際的なアーティストを代表する存在として認められています。欲望、自由、疎外、そして危機に苛まれた人物像を、彼独自の力強い手法で描き出すことで、現代の極限状態を鮮やかに描き出しています。孤独に捉えられた身体、静かな集団に集う身体、あるいは漠然としたエネルギーに囚われた身体は、没入感と静寂から、刺激と衝動を宿す広大な力へと移り変わっていきます。
これらの作品は、グローバル化とテクノロジー主導の21世紀における、質量、運動、そしてアイデンティティを熱狂的に探求する作品であり、人物と幻影、風景と解剖学、顔と仮面といった、幾度となく繰り返されるテーマを暗示しています。この大胆かつ破壊的な身体表現は、現代社会の厳粛な美と絶え間ない変容を捉えています。彼の作品は、独特でありながら直感的な絵画表現によって、静止と流動、精密と不確定、混沌と調和といった矛盾によって特徴づけられています。
彼の作品はすべて、身体、そして風景としての身体への継続的な探求であり、生成、再構築、そして再形成の渦中にある人間の身体の表現へと向かう、イメージの継続的な脱構築です。彼の絵画言語は、極端な具象表現と純粋な抽象表現を同時に包含し、現代における身体の絶え間ない変容を捉えています。彼の作品は、身体を固定された単位として捉える認識を覆し、彼が「自らと闘っている」と表現する身体を提示します。それは、自分自身、他者、そして世界全体との関係を通して、絶えず自らを想像し、定義づけるものです。
作品は、サンフランシスコ近代美術館(SFMoMA)、ロサンゼルス郡立美術館(LACMA)、カルティエ現代美術財団(パリ、フランス)、アルベルティーナ美術館(ウィーン、オーストリア)、アルベルティーナ・モダン(ウィーン、オーストリア)などに所蔵されています。
まだまだ若い彼は今後の活躍が期待されますね。作品はほぼ出回っていませんが。😅
それでは皆さん本日も良い1日を。
