それも実力のうち
こんにちは、S&Tの上村です。昨日は歳をとるってこういう事なんだと改めて実感した日でもあり、どうやって自分の老いと向き合うのかも考えさせられた日でした。たまにはそんな日も良いかと思います。😅
そんな時はやっぱり私は芸術と触れることが1番の癒し。仕事なのにと思われるかもしれませんが、根っから好きなんでしょうね。(笑)
そんな私と一緒に作品鑑賞しながら盛り上がりましょうね。S&Tでお待ちしております。
S&Tは完全予約制となりますので遠慮なくご連絡下さい。基本的には皆さんのご都合にできる限り合わせるように調整できますので、曜日や時間も遠慮なく希望を言って下さいね。😆
今は展示が終わりようやく片付けも終わりました。展示中にすでに到着している作品やまもなく額装も上がってくるだろう作品もやってきますので年末にかけて公開していこうと思っているところです。
何かお探しの方ももしかしたら運命の出会いがあるかもしれませんね。
ま、それもご縁ですが。
新着作品は実際にご自分の目でぜひお確かめ下さいね。皆さんの驚く顔が浮かびます。(笑)
さて、今年の展示はたくさんの学びがありました。その後の様子も見ていますが、いろんな影響が様々なところで出ているようです。参加作家さん達も明暗がはっきり分かれているようですが本人たちは気が付いているのかどうか。😅
ま、それも実力のうちですが。
先日も書きましたが、作家さんと話したりすると情に流されちゃって作品の良し悪しがはっきり言えない人が一定数出てきちゃいます。しかし、はっきり言ってあげないと応援している作家が勘違いしたりして、結果として伸びないまま埋もれていくなんて話はザラにある事です。応援しているならなおさらはっきりと物申す事ですね。じゃないとお互いに不幸です。
『そうは言っても…』という方は作家とは話さない方が良いかもしれませんね。少なくとも私はオススメしません。
厳しいようですが、これってコレクターさんにとっても大切な事。応援して作品を購入しているのに作家が自滅しちゃったらと考えてみて下さい。恐ろしいですよね。😱
あくまで私見ですが。
というわけで本日の1品です。

Oil and acrylic on linen with collaged and silkscreened elements
212.1 × 132.1 × 4.4 cm
Mandy El-Sayeghは1985年マレーシア生まれのアーティストです。現在はロンドンを拠点に活動しています。
彼女は物質と言語の探求に根ざした、プロセス重視の作品を制作しています。緻密なレイヤーを持つペインティング、彫刻、インスタレーション、ダイアグラム、サウンド&ビデオなど、幅広いメディアを駆使して、身体的、言語的、政治的な秩序システムの形成と崩壊を探求しています。
彼女が特に興味を持っているのは、「部分と全体」の関係を探求することで、重要でありながら未計画なものが、さまざまな小さな相互作用や反復によって出現し、成立していく様子です。彼女は、バラバラの断片、テキスト、どこからか探してきた画像をコラージュし、有機物を模したラテックス、ゴム、粘土のような素材と重ねることで、これを物理的に示しています。手描きのグリッドや幾何学的な型など、単純で反復的なパターンを通して、意識的に意図されたり予期されたりすることのない形式的で物語的な合成を引き起こしています。
彼女は私たちの思い込みや、一般的に疑問視されることのないシステムに対する理解に疑問を投げかけます。
彼女はこう言っています。
『私は工芸品は民族誌的な証拠としてではなく、持ち運び可能なエコロジーとして、移動し、旅をし、文化的な均質性ではなく、文化的な混交性に貢献するという考え方に興味がある。これらの要素はすべて、私たちがどのように歴史を読み、どのように現在を消費するかを常に塗り替えているのです』と。
ご興味ある方はお問い合わせ下さいね。内緒ですが現在1点小さい作品あります。
それでは皆さん本日も良い1日を。
