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この世で最も愚かな生き物

こんにちは、S&Tの上村です。昨日も朝から大忙し。なんか最近毎日こんな感じですね。😅

午後からは久しぶりにブチ切れました。💢💢💢

こう見えて私意外と温厚なんですが、昨日は心の底からブチ切れる出来事が。本人全く理解していないのがさらに腹が立ちます。💢💢💢

ここでは詳しく書きませんが、まさに『貧すれば鈍する』の極み。そんなことを考えていたらだんだん哀れに思えてきました。結局、本日尻拭いをしてきますが私の手元にお金もないのに領収書発行ってなんだかねぇ。

年齢ではありませんが、20代なら許されることも40代でそれは哀れです。

それにしてもなんで問題起こす人は都合が悪くなると連絡取れなくなるんでしょうね。問題がある時こそマメに連絡しないとどんどん状況が悪くなるんですが、そんな事はわからないんでしょうね。

そういう時にそれまで繕っていた化けの皮が剥がれます。。

ま、私は私の仕事をするのみですね。😮‍💨

皆さんには愚痴を聞いてもらって感謝しています。ここで書かなかったら私の精神のバランスが。(笑)

さ、気を取り直して本日の話題に移りますか。

連日、日本でも話題のルーブル美術館の窃盗事件の容疑者2人が逮捕されましたね。フランス警察の威信にかけた捜査なのは容易に推察できますが、思ったより早かったですね。

パリ検察は、事件関連情報の「時期尚早な開示」を批判し、宝石の回収と犯人逮捕の取り組みを妨げたとチクリと言っていました。😅

言いたくなる気持ちも少しわかるような気がしますね。

残りの犯人の逮捕を祈っています。逮捕されても盗難品は戻ってこない可能性が高いようなので残念ですが、犯人にはきちんと罪を償ってほしいなと思います。逮捕された2人はいずれも過去に強盗などで何度か逮捕されているようなので反省や改心は期待できませんが…。

人って変わらないんですかね。そんな事はないと信じたいのですが。

冒頭の件もそうですが、この世で最も愚かな生き物は人間なのかもしれませんね。😮‍💨

というわけで本日の1品です。

Big Daddy Paper Doll, 1968 / MAY STEVENS
Acrylic on canvas
152.4 × 274.32 cm

May Stevens (1924–2019)はマサチューセッツ州ドーチェスターで生まれ、ボストン近郊のマサチューセッツ州クインシーで労働者階級の家族に育てられました。結果的に彼女の作品は、彼女の社会に対する見方、彼女が彼女の周りで目撃した女性の貧困と機会の欠如の影響を受けました。ボストンとニューヨーク市で美術を学んだ後、彼女は1948年に仲間のアーティスト活動家ルドルフ・バラニクと結婚しました。

スティーブンスは最初から、芸術は個人的な表現だけでなく、社会的解説に使用されなければならないと信じていました。彼女の芸術は通常、政治活動家としての彼女の個人的な経験に関連しています。

彼女は公民権運動に従事し、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアがカタログの紹介を書いたフリーダムライダーと呼ばれる1964年の展覧会につながりました。1967年から1976年までのスティーブンスのビッグダディシリーズは、ベトナム戦争に対する怒りの反応として作られました。これらの大きなポップアートスタイルの絵画は、彼女の最も有名な絵画の1つです。

肉屋、警官、兵士、絞首刑執行人など、様々な制服を着た、ありふれた中年白人男性を描いた、彼女のグラフィック・ポップ風の作品群は、もともと彼女自身の父親の人種差別的な見解に触発されたものでした。彼女は、この無知な男性の風刺画を、アメリカの家父長制的な権力構造における偽善的で不公平だと感じていたすべてのものの視覚的なメタファーとして制作しました。これらの作品は近年再び注目を集めており、「ビッグ・ダディ」作品2点が、MoMAの開館記念展で展示されています。また、「ビッグ・ダディ」の絵画は、スミソニアン博物館が企画し、ミネアポリス美術館に巡回している「アーティストの応答:アメリカ美術とベトナム戦争、1965-1975」展にも出品されました。

フェミニスト芸術運動に触発されたスティーブンスは、女性アーティストの人生を個人やグループのポートレイトで称え、それを「オルタナティブ」な美術史とみなしています。彼女はまた、1977年から92年まで出版された雑誌「Heresies: A Feminist Publication on Art and Politics」の設立を支援しました。

1981年のスティーブンスの息子の死は、彼女の作品の方向性を変えました。彼女の後の絵画は、痛烈な感覚が染み込んだ風景でした。

彼女はゲリラ・ガールズの元祖であり、重要なフェミニスト出版物『Heresies』の創設メンバーでもあります。彼女の作品は、MoMA、ホイットニー、ブルックリン美術館、ハーバード美術館、ダートマス大学フッド美術館などに収蔵されています。

本日の1品はまさに人間の愚かさが表現されていると言えるんじゃないですかね。ホワイトハウスにも飾ってほしい。(笑)

最後に彼女の言葉を。

『政治活動は私の作品の邪魔になるのではなく、むしろ作品の糧となるのです。芸術は、他の誰も、他の何物も立ち入ることができない神聖な場所で行われる神聖な行為だとは考えていないからです。芸術は世界の一部なのです。』〜May Stevens

それでは皆さん本日も良い1日を。

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