こんにちは。S&Tの上村です。昨日もたくさんのお客様にいらっしゃって頂き作品を堪能して頂きました。🤗

Gary Simmonsの抽選のエントリーの締め切りもあと10日あまりとなりましたが、エントリーはまだ『0』!!!!!😅

日本ではちょっと早かったんですかね。(笑)

昨日もお客さんと話しましたがこの状況を見てあることを思い出しました。

そうです。今ではウチのお客さんなら知らない人はいないアンディ・デンツラーを初めてご紹介した頃のことです。今では考えられませんが当時全く無名の彼の作品を『これはいいよ。』と皆さんにご紹介した時、当時『何だこれ?』と誰も見向きもしませんでした。1年くらいそんな状況が続いていい加減日本人はやっぱりセンスがないんだなと諦めていました。そして、1番最初に紹介したデンツラーの作品は絶対売らないと封印しました。(笑)

それからポツポツとお問い合わせはあるものの知らない人が多かった中では作品も選び放題でした。

それが価格が3倍くらいになった頃でしょうか、急にお問い合わせが増えました。それまで見向きもしなかった方も結局はご購入になりましたが、もちろん価格は初めにご紹介した価格よりだいぶ高くなっていました。安い時に買えばいいのにと思うのですが…。😅

それでもその頃買った方は喜んでいます。

なぜって、ご存知の通り現在では高いものだと2,000万円くらいするからです。当時S&Tでご紹介し始めた時は一番高いもので300万円くらいでしたよ。

今回抽選でご案内させていただいているGary Simmonsはその頃のデンツラーよりもオリジナルはすでに高く知名度もあるのですが、日本では知らない人が多いアーティスト。

31日までにエントリーがなかったらオープンに販売しようか、それともデンツラーの作品のように私の私物にするか悩んでいます。(笑)

そんな懐かしい記憶を思い出した昨日でした。

とはいえ残り10日あまり。センスのある方が現れることを祈っています。

実物をご覧になりたい方はS&Tまで遠慮なくお問い合わせ下さい。

というわけで本日の1品はGary Simmonsの作品から。

Piano Man ,2020 / Gary Simmons
Oil and cold wax on canvas 
213.4 x 274.3 cm

ゲイリー・シモンズは、1964年ニューヨーク生まれのアーティストです。アメリカの大衆文化のアイコンやステレオタイプを使い、人種や階級に関する個人的・集団的な経験を扱った作品を制作しています。

実物を見れば彼の作品の面白さや迫力が感じられるはず。

お問い合わせはS&Tまで。