こんにちは。S&Tの上村です。昨夜は大変な地震でした。私も寝ようとしていたところですが激しい揺れに11年前の東日本大震災を思い出し飛び起きました。とりあえず私の地域は停電もしていないようなので今のところ被害はさほどなさそうですが、仙台のお客様に連絡してみると『大丈夫じゃないです。』とお返事が。(T . T)
何事もなければ良いですがそうもいかないようです。これから明るくならないと被害がどのくらいかわかりませんね。
皆さんの地域はどうですか?
津波注意報が今解除されたようなのでとりあえず一安心ですがまだまだ油断できません。皆さんお気をつけ下さい。
災害時は報道が頼りになりますが、11年前は停電で情報が十分にすぐに得ることができなかったことを思い出しました。
報道がたくさんの言葉で複雑な現実を伝えようとするのが役割だとすると優れたアートはその本質を瞬間的に圧縮して我々に伝えてくれます。だから、アートには報道のような速報性や支援活動のような即効性はなくても、違う意味で素早く災害などを伝える役割があるのです。
アートには大事なものを伝える力や、再生につながる力があるんです。
人間の表現欲はときに他者に対して暴力的にもなり得ますが、これはアートもジャーナリズムも同じですね。
作家がそれを自覚した上で必然性をもって発する表現こそが本物のアートと言えるでしょう。
これから被害の全貌が見えてくると思いますが皆さんが無事であることを願っています。