こんにちは。S&Tの上村です。天気が良くて雪が溶ける溶ける。いいですね。🤗
今年はやはり大雪だったのでしょう。未だかなり雪が残る山形です。それでも着実に春の足音が聞こえてくるとちょっとウキウキしてきちゃいます。
これから色々展示など見に行こうという気持ちになりますね。(笑)
さて、世界中でSDGs(持続可能な開発目標)の必要性が求められている今、東京藝術大学がSDGsビジョンを発表しましたね。
発表されたSDGsビジョンの提言は「藝術は、ずっと前からSDGs」というステイトメントから始まり、「SDGsが掲げる社会変革への貢献」「社会との結びつきを強化」「持続可能な大学運営」「芸術と社会の架け橋となる人材育成」の4つの軸を提示しています。続けて、SDGsの17の目標に「芸術」の文字が無いことにも言及し、「17の目標すべてに藝術が接続すべき必要と出番がある」という見解を示しました。
その通りだと私も思います。
4月から学長となる日比野克彦さんは「義務教育で習う美術と芸術を分化しているのも危ない」と注釈した上で「全ての物事に芸術が持っている力は在る」と説明しています。
そして「アートを専門としている私たちが緊急事態の地球に対してSDGsに芸術がもたらす”心”を入れていかなければ、SDGs自体が持続できないという実感がある」と話し、SDGsビジョンの中には、芸術に対する社会の認識を変えていく趣旨も含まれているとしました。
この『芸術に対する社会の認識を変えていく』ということは非常に共感できます。S&Tでもずっと前からそれについての活動は行っているつもりです。かなり微力ですが。(笑)
ここにきてようやく世の中がついてくるようになってきたのは非常に嬉しく思います。🤗
これからも超微力ながらこっそり頑張っていこうと思った次第です。(笑)
というわけで本日の1品です。
BEATRIZ MILHAZESは1960年リオデジャネイロ生まれの作家です。
彼女の色と幾何学模様の使用は、植物園と彼女のスタジオの近くのチジュカの森、周辺の都市、そのオーシャンフロント、ブラジルの文化的モチーフなどの場所から、そして記憶から掘りおこされています。 「私の挑戦はいつも同じです。私は人生とその周辺に興味がありますが、それを絵画として機能させるには、スタジオでの実践において幾何学的でコンセプチュアルなアーティストとして考える必要があります。」と彼女は言います。
結構高額になっていますが入手できるものなら1点欲しいですね。何だか気になるアーティストです。