こんにちは。S&Tの上村です。先日お客様と本物と偽物についてのお話になりました。そこでこんな話を思い出して盛り上がりました。
皆さん大塚国際美術館はご存知でしょうか?
世界各国の名画約1000点の精巧な陶板名画を展示する美術館といえば『あーっ!』と思い出す方もいるかもしれませんね。
すごいのがこちらの陶板画は色も大きさも完璧に再現されているということです。修復前の『最後の晩餐』と修復後の『最後の晩餐』を同時に楽しめるのは世界中でもここだけじゃないでしょうか?
大人気の美術館です。
ここでこんな実験をした方がいます。本物の名画を見せた時の脳波とこの本物そっくりのレプリカを鑑賞した時の脳波の違いを調べたんです。
すると驚いたことに見た目は全く同じなのにその脳波には明らかに違いがあったんですね。
レプリカの方を鑑賞した方の脳波は終始興奮状態を示す真っ赤な状態でした。しかし、本物の方は初めは興奮状態で真っ赤になるもののその後リラックスした状態を示す青い脳波になっていくんです。実験に参加したほとんどの人がそんな脳波を示したんです。驚きですね。😲
それが本物と偽物の違いなんでしょうね。何が違うのかは全く分かりませんでしたが非常に興味深い実験です。
よく私も見れば本物はわかると言っていますが、適当に言っているわけではなくてきっと本能的に何か感じるものがあるんだろうと思います。画像などではわからないというのはそういう理由もあるんですね。
一見全く同じに見えてもこんなに違う本物と偽物。そんな体験はやはり実物を目の前にしないとできませんよね。肌で感じることはアートにとっても大切なことなんですね。
そんなことも頭の端におきながら18日からのS&Tのイベントにもいらっしゃって下さい。本物のアートを肌で感じることができるはずです。
ただのセールではなく『S&T棚卸セール』という名前の展示だと思って足を運んでいただければ幸いです。名前が非常にチープですが。(笑)
そんな話をしながら大いに盛り上がりましょう。たくさんの皆さんとお会いできるのを楽しみにしております。🤗