こんにちは。S&Tの上村です。毎日雪との格闘で仕事になりません。本当にすごいんですよ。😓

しかし、このちょっとの雪の合間でも面白い作品があれば見たいというのがアートファンですね。本日もそんな熱狂的なアートファンが何名かS&Tへいらっしゃる予定です。

ウチにいらしゃっる前や後に雪かきするそうですよ。思わず笑っちゃいました。(笑)

私も雪で満身創痍ですが、せっかくいらっしゃって頂くので渾身のおもてなしをさせて頂きます。そのためにお客様に合わせてどんな作品を見せようかと昨日から考えています。🤗

考えているうちに楽しくなっちゃいました。やっぱりアートはいいですね。

さて、1月22日から滋賀県立美術館で「人間の才能 生みだすことと生きること」という企画展が開催されます。これは既成の表現にとらわれず自由に製作したアート「アール・ブリュット」に焦点を当てる展示です。

企画展ではアール・ブリュットの定義を紹介した上で、美術教育を受けていない人による自由な表現「アウトサイダー・アート」との違いを説明しているそうです。

障害者アートなんていう言葉も最近の日本ではよく聞く言葉ですね。

この3つの言葉で一番嫌なのが障害者アートという言葉です。だって、障害者とか健常者とか何だとかと区別の必要のないのがアートなんですから。日本人はどうしてもそういう言葉に訴えたがりますよね。本当に迷惑な話です。

これについては私もだいぶ前から言いたいことが山ほどあります。

しかし、ちょっと書ききれないのでここでは書きませんが機会があればお話しできればと思います。

そんな話もS&Tへいらっしゃった時にしましょうね。お時間たっぷり取っていらっしゃって下さい。(笑)

というわけで本日の1品です。

Schraffen, 2021 / Katharina Hinsberg
Red pencil on paper
cut out
44.2 x 36.2 cm

以前S&Tで2点入荷して最速でなくなったアーティストのKatharina Hinsbergの作品です。現在も先日から始まった海外の展示で出品されている作品の一つになります。よーく見て下さい。これ描いているわけではないんですよ。

【Katharina Hinsberg 】
1967年 ドイツ・カールスルーエ出身。現在デュッセルドルフを拠点に活動。

ドローイングを中心に、ドローイングと空間との関係や影響を提案する作品を制作。 また、線を軸としたインスタレーションや彫刻も手がけています。

1989年から1990年Akademi der Bildenden Kunste Dresden 1993年から1995年はフランス・ボルドーEcole des Beaux Arts Bordeauxにて学ぶ。

Zeichenan der HfK Bremen や Hochschule fur Kunst Saar, Saabuckenにて教鞭を執る。

彼女のドローイングを基礎とした試みは、今日とても革新的なものの一つです。 ドローイングの基本的な側面を探り、メディア間を交差するよう構成されています。

もちろんお問合せはS&Tまで。