おはようございます。S&Tの上村です。
本日は読書の秋でもありますので、読書を入り口にしてアートに入り込んでもらおうと
思います。アートに興味がなくてもグイグイ引き込まれていきますよ。笑
読み終えたあとは絶対に作品が見たくなるはずです。
まず一つ目は原田マハさんの「暗幕のゲルニカ」です。
2016年に刊行されたこの本ですが、この本のキャッチコピーが
『一枚の絵が、戦争を止める。私は信じる、絵画の力を。手に汗握るアートサスペンス!』
です。
反戦のシンボルにして20世紀を代表する絵画、ピカソの〈ゲルニカ〉。
国連本部のロビーに飾られていたこの名画のタペストリーが、2003年のある日、
突然姿を消した―誰が〈ゲルニカ〉を隠したのか?
現代のニューヨーク、スペインと大戦前のパリが交錯する、知的スリルにあふれた長編小説。
あくまでフィクションです。笑
どうです?読みたくなったでしょう?
二つ目はチョット古いのですが、
2008年刊行の橋下治、宮下規久朗さんによる「モディリアーニの恋人」です。
美術史上きってのモテ画家と美貌の画学生ジャンヌは、パリで運命の出会いを果たす。
たちまち恋に落ちた二人を待ち受けていた運命とは……。
波乱の生涯を追いつつ、新資料・新知見をまじえて作品の真価を問い直す
ものになっています。
また、この本は日本で見られるモディリアーニ作品のガイド付だそうです。
(多分古いですが)(⌒-⌒; )
美術史上最もイケメンだったとされているモディリアーニ。
そして愛する人の後を追って自殺した、か弱き美女ジャンヌ。
この二人を新しい視点で見直した本になっています。
担当編集者の一言がさらにこの本の興味をそそります。
『あまりにも美男子であったがゆえに、
あまりにも短命であったがゆえに、
あまりにもその人生が悲劇の色づけをされてしまったがために、
作品に対する正当な評価がなされてこなかった』
すぐにでも読みたくなりますよね。笑
アートと文学は昔から『姉妹芸術』であると言われています。
これは『形』と『言葉』という違いだけで、何かを表現するという点が
共通しているからだと言います。
読書が好きな人はきっとアートも好きなはず。
こう見えて私、本は大好きです。
1ヶ月に100冊くらい本を読んでいたこともあります。
『暇か!』と突っ込まれそうですが。笑
まだまだご紹介したい本はたくさんありますが、今日はここまで。
みなさんも自分なりにそういう本を探してみてください。
秋の夜長、本をきっかけにアートの世界にどっぷり入り込んでみてはいかが?
それでは今日も良い1日を。