こんにちは。S&Tの上村です。昨日寝る前にテレビをつけたら「Switchインタビュー達人達」というNHKの番組をやっていました。現代美術家の宮島達男さんと大川興業総裁の大川豊さんのお二人でしたが、非常に面白く寝れなくなっちゃいました。^^;

番組の最後の方で宮島達男さんが『コロナのような見えない傷を癒すには、アートのような見えない力が必要なんじゃないかと思う。』みたいなことをおっしゃっていました。

これには私も深く共感しました。それにしてもやはり一流と呼ばれる人達は一流と呼ばれるだけのことはあるんだと改めて思いました。宮島達男さんの作品は以前から好きですが、益々好きになっちゃいました。(笑)

もう一度宮島達男さんの作品を見直してみようと思います。

さて、それを見ていてそう言えばこんな企画展がこれから開催されることを思い出しました。それが豊田市美術館にて、2021年4月3日(土)から開催される「ボイス+パレルモ」展。

もう知らない人はいないと思いますが、ヨーゼフ・ボイスは社会を彫刻と捉えてその変革を企てた第二次世界大戦以降の最も重要な芸術家のひとりです。彼は“アクション”と呼ばれるパフォーマンスや造形作品などを通して、広く公衆に語りかけ続けました。

そしてブリンキー・パレルモはその教え子のひとりです。若くして亡くなったものの、短い期間に手がけられた繊細にして抽象的な作品群は、絵画の構成要素を再構築することで人びとの認識を問い直すものでした。

一見対照的な二人の作品は芸術を生の営みへと取り戻そうと試みた点で共通していました。

ボイス展は日本では10年ぶりなんだそうです。そしてパレルモ展としては公立の美術館では日本初となるそうです。

社会と芸術の関係性を再考するこの企画展は見逃せないですね。(⌒▽⌒)

ここ最近はアートの投資性みたいなものにばかりクローズアップされていてそればかりに目がいっている人も多く見られます。しかし、本当のアートの面白さはこういうところにあるのだと知って欲しいと思います。

決してアートは難しいものではありません。しかし、知ろうとしないと何も始まらないんです。なんでもそうですが。

どんなきっかけにしろせっかくアートに興味を持ったらもっと深く知ってみて下さいね。するとアートはより社会にそしてあなたに必要なものだとわかるはずです。

そんな話もしてみたいという方も大歓迎です。お気軽にS&Tへご連絡下さいね。