こんにちは。S&Tの上村です。最近お客様や取引先の方などとお話ししていると昨年は予想通りコロナの影響で閉店に追い込まれるギャラリーもかなりあったようです。コロナの影響は恐るべしです。

一方で、先日お客様ともお話ししていると、アートを見る場に飢えている様子。だからウチに来るのが楽しみだとおっしゃっていただけると私も頑張らねばと思っちゃいます。

生き残っているギャラリーも現在はアポイント制などをとって対応しているところも多いようですが、そもそもS&Tはアポイント制なのであまり変化がなかったのが幸いしているようです。😅

ただそれでも海外のロックダウンなどの影響は受けており、作品の到着が大幅に遅れたり未だに入荷を待っている作品など多数あるんですよ。作品がないことにはうちも仕事ができないのでその辺は影響を受けていると言えるんでしょうね。

とはいえこれを機に今後どういう風にしていくかなど色々考えさせられます。全く予想もつかない中、新しいことを考えるのはワクワクもするんですね。ちょっと不謹慎かもしれませんが。^^;

アートに飢えている方がたくさんいる以上、そんな方々に面白いものをたくさんご紹介せねばと変な使命感に燃えているところです。(笑)

現在、本当はご紹介したい作家もかなりいるのですがちょっと止まってしまっています。これはコロナのせいばかりではなくて海外のギャラリーなどがまだお休みのところがたくさんあるからなんです。休みが長い!(笑)

その辺も流れに身を任せて1月は事務処理を頑張るかなんても考えているところです。早く新しい作品来ないかななんて私もヤキモキしていますが、こればかりは仕方がない。我慢して嫌いな事務処理頑張ります。(笑)

というわけで本日の1品です。

Misderden Park, England (7-00-1c-5-c), 2000, / LYNN GEESAMAN
 archival pigment print

何度かご紹介した1938年生まれのアメリカ人写真家のLynn Geesamanの作品です。科学者として学んだ彼女は公共の公園、果樹園、運河、そしてトピアリーガーデンなどの人工風景を撮影しています。彼女自身が述べているように、主題よりも構成、幾何学、そして形を重視して写真を撮影しています。

彼女の作品は詩的とでもいうのでしょうか?とにかく美しい。写真と呼ぶにはあまりにも儚く淡い色合いで水彩画を見ているようです。S&Tにも1点彼女の作品があります。ご興味ある方は百聞は一見に如かずです。まずはご覧くださいね。