こんにちは。S&Tの上村です。寒いですね。🥶

3日までのんびりしていた反動なのか昨日の仕事始めは何かとバタバタしていました。珍しく(?)忙しかったなんて話をしていると、ウチの嫁が『皆さんアートに飢えていて、S&Tが営業開始するのを待っていたんだね。』と。

何も考えていませんでしたが『なるほど。』です。

お休み中、作品と睨めっこしている方達を思い浮かべて思わずクスッとなっちゃいました。(笑)

さて、各オークション会社やリサーチ会社から2020年の様々なデータが次々と発表されていますが、昨年はアート界もやはりコロナの影響を受けていたようです。様々な業界と同様に、上半期は特に売り上げはかなり落ち込んでいたようですが、その後各社色々工夫しながらオンラインでの取引が活発になり一部では前年比250%になったところもあるようです。アート界でもコロナの影響で構造変化が起きています。

昨年最も売れたアーティストのランキングなども各社発表していますが、カウズやバンクシーといった面々が名を連ねています。日本人では奈良美智さんや村上隆さんといったお馴染みの方もいましたよ。

興味ある方は色々オークション会社などのHPを覗いてみて下さい。面白いですよ。\(^o^)/

しかし、発表されているのはすでに大御所。もちろん価格もヘビー級です。(笑)

そんな方達の作品をこれから購入するより、もちろんこれからのアーティストの作品を買った方が将来的な楽しみがあります。そして価格は比べ物にならないくらい安い。そんな未来の大御所アーティストを見つける喜びもアートコレクションの楽しみの一つですよね。

そんな楽しみのお手伝いを今年もバンバンできればいいなと密かに思っています。

ご紹介したい作家はてんこ盛りですが、お取引などの大人の事情でまだ発表できない作家も多々います。これらは決まり次第お知らせしますのでお楽しみに。

それでは本日の1品です。

MICROCRON NSU-4, 2012 / Owusu-Ankomah
Acrylic on canvas
70 x 60 cm

【Owusu-Ankomah】1956年 ガーナ生まれ。
作品は彼のルーツであるアフリカのアディンクラ記号と絡み合っている動きのある人物が特徴です。
『マイクロクロン』のシンボルによって新たなレベルに引き上げられた深い精神性に触発されています。
このシンボルによって形成されたサークルは、人類、自然、宇宙の調和のとれた統一を象徴しています。

遠目に見ると人物が記号に隠れよくわかりませんが、じっと目を凝らしてみるとその中に神話の登場人物のような人物が見えてきます。不思議な世界観の作品です。みなさん見えてきましたか?