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残すところ後10日

こんにちは、S&Tの上村です。昨日、『アートショップ2025(原点回帰)』の開放日は無事終了しました。結局、皆さんいらっしゃる前にご連絡してくれるのでいつもと変わりありませんでしたね。(笑)

皆さん心ゆくまで楽しんでいかれました。😆

『アートショップ2025(原点回帰)』は残すところ後10日。本日からは事前予約が必要ですが、ご興味ある方はまずは遠慮なくご連絡下さい。

そして、皆さん開催前に1点だけ入札形式にすると言っていたのを覚えていますか?

そちらの方は締切が23日(火)です。最終日の24日(水)には落札者の喜ぶ顔が見たい!!!

現在は皆さん心理的なバトルを繰り広げながら入れたり入れなかったりしているようですが、現在3件の入札頂いております。入札された方とお話ししているとワクワクドキドキしながら楽しんでいましたよ。🤗

気になる方はぜひチャレンジしてみて下さい。

さて、全く話は変わりますが最近私がよく見るのが『音楽深化論』。様々な若き才能がバトルを繰り広げています。これが実にバラエティに富んでいて面白い。深化論というだけあって、日本の音楽の裾野ってこんなに広がっていて深化しているんだなと感じます。

何より楽しそう!

それを見ていて『若手の芸術家もそんな風に育っていけばいいのにな』なんて考えちゃっている自分がいました。(笑)

ちょっと芸術家だけ違う方向に進んでいるような気がしているんですよね。あくまで私見ですが。😅

その辺の話も皆さんお会いした時にでもお時間あれば話しましょうね。

まずは今年最後のS&Tのイベントをゆっくりたっぷりと楽しんで頂ければと思います。

というわけで本日の1品です。

Granada (from the Series “Photo Opportunities”. 2005-2014) / CORINNE VIONNET
pigment print
35 x 47 inch
edition of 6

フランス系スイス人アーティスト、CORINNE VIONNETは、ウェブベースのイメージの探求と再利用における先駆者です。2005年(他の多くの現代アーティストがインターネットから取得したJペグを重ねるようになるずっと以前)、彼女は世界中の観光名所の現地語画像をオンラインでキーワード検索し始めました。スナップショットのほとんどが、その場所の既存のイメージを意識的あるいは無意識的に表現したものであることに気づいたからです。この発見から、彼女は、私たちが観光名所を撮影する際に最適な場所をどのように選び、私たちが構築したレジャーという現実から不要なものをどのように取り除くのかを探求するようになりました。タージ・マハルの入り​​口で、その建築的なファサードを完璧な対称性で表現するには、どこに立つべきでしょうか?ラシュモア山で、4人のアメリカ大統領を同じスケールで捉えるには、どこに立つべきでしょうか?

彼女は、人気の旅行先と写真共有ウェブサイトに関する統計を徹底的に調べました。数千枚のこれらのイメージは、マスツーリズムとデジタル文化との関係性についての作家の批評である「Photo Opportunities」シリーズに用いられました。様々なモニュメントを撮影した複数のイメージを用い、彼女は約100枚の適切な写真を、重層的で幻想的な構図それぞれに組み合わせています。これらの美しい幽霊のような幻想の根底には、形式的に繰り返される写真構図の持続が、私たちの文化的・歴史的認識にどのような影響を与えるかという深刻な関心が込められています。ヴィオネの作品の基盤を形成するイメージは、現実を媒介したバージョンです。パルテノン神殿、ギザのピラミッド、ハリウッドサインといったランドマークは、夢のような霞の中に浮かんでいます。観光客は幽霊のような存在として現れ、鑑賞者は写真の中に自分自身を投影し、その風景との特別な出会いを想像することができます。

今回『アートショップ2025(原点回帰)』では彼女の作品集を販売していますが、残すところ1点となっちゃいました。限定部数に加え直前にサインも入れて頂いていますのでかなりレアですよ。

何より美しい作品集です。😆

コソッと置いてあるので気が付かないかもしれませんのでお気をつけ下さい。(笑)

それでは皆さん本日も良い1日を。

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