おはようございます。S&Tの上村です。
昨日、海外から連絡あり、Idris Khanのサイン入りポスターが完売したそうです。
実はこれ第1回、第2回のアートショップでも出ていたんですよ。
第3回以降のお客様は見ていないと思います。
かなりかっこいい作品で、イドリス・カーンのことを知らないお客様がお買い上げに
なりました。スゴイ!!!なんてセンスが良いのでしょう。
サイン入りの為プレミアムがつくことは間違いないので大切に飾って
欲しいと思います。
さて、本日は気になった話題をいくつかご紹介しますね。\(^o^)/
今月、『ブラックホールに人が落ちた!』として話題になっているニュースがありました。
ポルトガルの美術館に展示されている、「世界で最も黒い物質」でコーティングされた
深さ2.4メートルの「黒い穴」に男性が落下し、病院に運ばれることになったそうです。
この作家はアニッシュ・カプーアという作家で
「Descent into Limbo(辺獄への転落)」と名付けられていました。
まさにタイトル通りに転落してしまったわけです。(苦笑)
実際、私もこの作家の作品をドイツで初めて見たときはびっくりしました。
吸い込まれそうな黒い穴は深さなんて全く感じないので落ちても不思議ではないんですよ。
おそらくその男性、そこに描いているだけにしか見えないので、乗って見たくなったん
でしょうね。
この作品は深さ8フィートの穴をヴァンタブラックで塗った作品です。
このヴァンタブラックについては以下をご参照ください。
面白いですよ。\(^o^)/
https://gigazine.net/news/20140803-blackest-material/
日本では金沢21世紀美術館で見ることができます。
その穴を除き出したら気になってずっと覗いてしまいますよ。笑
もう一つ。今年の6月、イギリス・ロンドンのハイド・パーク内にあるサーペンタイン・レイク
の水面に、600トン分のドラム缶7506個を台形に積み上げたクリストの作品が完成しました。
クリストさんももう83歳なんですね。この人も第一線で活躍して長いですね。
昨日書いた田名網敬一さんといい、そのパワーに頭が下がります。
ご存知の方も多いと思いますが、このクリストさん。色んなものを梱包しまくります。
例えば島とかを梱包した作品なんか有名ですね。
この話題を聞いてクリストさんのお話で思い出したことがあります。
その昔、オークションでクリストさんの雑誌を梱包した作品が日本円で約800万円で
落札されました。発送を依頼された会社の職員がその作品を見て、なんてひどい梱包なんだと
あろうことか梱包し直してしまいました。(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
一瞬で作品はただの雑誌に変わってしまいました。
恐ろしい。^^;
以前も書いたかもしれません。
クリストさんにはこういった話が数々あって、話題には事欠かない作家です。
興味が湧いた方は色々調べて見てくださいね。
それでは皆さま今日も良い一日を。