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悪趣味?

こんにちは、S&Tの上村です。昨日は事務仕事をしていたら思った以上に時間がかかっちゃいました。溜めるもんじゃありませんね。わかってはいるものの油断するとたまっちゃいませんか?

私だけですかね。😅

ここ数日の出来事で疲弊しきっていたら色んな方から励まされました。中にはこんなものも。

『お疲れ様です。身体障害マークを引いたんですが、最近芸術にハマってるせいか芸術的になってしまいました笑』と下の画像が添付されて送られてきました。

まずは正解から。⬇︎

彼が描いた実際のマークがこちら。⬇︎(笑)

これは芸術的なのか?

と思いながらも彼なりの励ましに癒されました。😊

いろんな人に感謝しながらこれからも頑張っていきたいと思います。

それにしても道路標識もいろんな芸術家に作らせたら面白いかもしれませんね。間違いなく事故は多発しそうですが。(笑)

さて、日本でも何かと話題になるマウリツィオ・カテランがまたやってくれましたね。

2019年に強盗グループに盗まれた金のトイレ「アメリカ」を皆さん覚えていますか?

「アメリカ」/ マウリツィオ・カテラン

ざっと書いておきますね。

ハンマーを手にした強盗グループが、ウィンストン・チャーチルの生家「ブレナム宮殿」から強奪。たった5分間の大胆な犯行でした。実行犯らは今年に入って有罪判決を受けたものの、完全に実用可能なこの豪華トイレは結局見つかっていません。数百万ドル相当の金を入手する目的で切断、もしくは溶解されたとみられています。

これで物語は終わりかと思いきや、第1次トランプ政権がゴッホの絵画を借用しようとした際、金のトイレには風刺目的があるという理由から、代わりにトランプ大統領への貸与が提案されました。(笑)

しかし、この提案は無視されました。当たり前ですが。😅

盗まれた後もチョイチョイ話題に上るこの作品はある意味すごいですよね。

今回は匿名の個人が所有していた2つ目のバージョンが今月18日にサザビーズで競売にかけられることがわかりました。

こちらはサザビーズの新本社4階のトイレに競売当日まで10日間限定で設置され、一般公開されることになるそうです。

但し、今回は訪問者が実際に使用することはできません。安全上の理由だと言っていますが…。

予想落札価格の付け方もとんでもないものでした。

公式発表によると今回の「アメリカ」の競売では、金の重さがそのまま価値となり、入札開始額は金に内在する価値となって、競売が始まる直前まで金相場に連動して変動するんだそうです。

現在の価値からすると、開始価格は1000万ドル前後になる見込みで、そこにコレクターが考える価値が上乗せされます。

何やらとんでもないですよね。開始価格がおよそ15億円ってね。😅

サザビーズによると「金価格に応じて開始価格を設定するのは、作品の背後にあるコンセプチュアルな基礎の本質を強調するとても良い方法。これはほぼ、作品の芸術的価値と、作品に内在する物質的価値の差に焦点を当てることに相当する」だそうです。

ん〜。

これを悪趣味というのか、なんともコメントしづらいですね。

いずれにしろ話題をさらっていることには間違いありません。

一目見たいという方はサザビーズ新本社の4階に行けば見ることができますよ。お近くに行かれる方はぜひ。(笑)

それにしても一体いくらになるんでしょうかね。注目です。

これもまた芸術の持つ一側面。楽しみながら行方を見守りましょう。

それでは皆さん本日も良い1日を。

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