こんにちは。S&Tの上村です。今、1980年代に一世を風靡した人気ドラマ「私立探偵マグナム」の現代版を毎週見ているのですが、その舞台がハワイ。その第4話「消えた名画」の中で、ハワイのカカアコ地区が出てきます。

ご存知の方も多いと思いますが、ハワイのカカアコ地区はウォールアートで有名です。毎年2月頃に、アートイベント「POW! WOW! HAWAII(パウ・ワウ・ハワイ)」が開催され、期間中は世界中から集まったアーティストが、街中の建物の壁に絵を描く路上パフォーマンスが披露されるんです!

絵は毎年のイベントで描きかえられるため、何度訪れても違う絵に出会える楽しみがあるんですよ。

とはいえ、今はこんな状況ですから安易にあちこちは行けませんね。

実は日本にもそんなウォールアートが楽しめる地域があるんです。それが大阪の北加賀屋エリア。

2009年に北加賀屋エリアを創造性あふれる魅力的な町に変える試み「KCV(北加賀屋クリエイティブ・ビレッジ)構想」がスタートしました。その一環で、アートを描ける場所をアーティストに提供しているんだそうです。フォトジェニックポイントとしても人気を集めているそうですよ。

Dotmasters(ドットマスターズ)『Rude kids』

今はコロナで世界中が外出自粛中ですが、こんなウォールアート探しをしながら散策できる日が早くきますように!!!

それでは本日の1枚です。お問い合わせはS&Tまで。

Sea Ice, Antarctica / Emma Stibbon

【Emma Stibbon】1962年、ドイツ生まれ。
この作品、モノトーンの中に豊かな色調が見て取れますね!氷河の後退の描写と暗くなった広大な暗水を横切って溶ける氷のゆっくりだが着実な動きを表現しています。

彼女は自分の実際の経験から、地球の環境問題を絵画を通して訴えています。

彼女の作品はモノトーンの作品ではありますが、じっと見ているとその情景がありありと浮かんできます。そしてその美しさの中に地球の悲鳴が聞こえてきそうですよね。