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続けている理由

こんにちは、S&Tの上村です。昨日もS&Tは大賑わい。久しぶりにS&Tへやって来て、まだ見たことがない作品をご覧頂くと大興奮。いつものように『欲しくなるから見なきゃ良かった』という顔をして帰っていく姿を見ると嬉しくなちゃいますね。(笑)

これが私がこの仕事を続けている理由かもしれませんね。これからも皆さんを唸らせる作品をご紹介しようと元気が出ます。😆

お客さんも次々と欲しくなっちゃって困っていますが、実は私も似たようなもの。😅

今はちょっと仕入れをしないと決めていてもそんなに都合よくはいきません。結局、面白い作品が出てきたら仕入れざるを得ないですよね。だから売れる売れないに関わらずS&Tには常に皆さんを驚かせるだけの作品があるわけなんですが…。

ずっと言い続けていますが、作品との出会いはご縁。出会った時に買わないと自分の手からはすり抜けていっちゃうのでご注意を。

逃がした魚は大きいんです。(笑)

だから常にチェックしておくことをお忘れなく。もちろんウチで気になる作品があったら遠慮なくご連絡下さいね。喜んでお見せします。

ただし、いらっしゃってから『欲しくなるから見なきゃ良かった』と悪態つかれても責任は取りませんよ。(笑)

そんなS&Tは本日も元気に営業中です。

あっ!ご予約制なので予約はお忘れないように。

というわけで本日の1品です。

April 13, 2020 (from the series 7 Things Again and Again), 2020 / Mary Ellen Bartley
Archival pigment print
30.5 × 45.7 cm
Edition of 7

Mary Ellen Bartleyは1959年ニューヨーク生まれの写真家です。彼女は、本の素材と質感を探求し、さまざまな色と形のボリュームを並べて抽象的な構成を作成します。

印刷された本の触覚的・形式的特性、そして抽象化の可能性を探求した写真作品で知られています。バートリーの作品は幾何学と純粋なフォルムを探求し、絵画的な作風でありながら、本自体が持つ重層的な歴史への好奇心を掻き立てます。彼女の写真は、私たちが何を見、何を見ないのか、そして私たちがどんな物語を語るのかといった問いに満ちています。しかし、彼女の作品の精神は、騒々しく混沌とした世界からの内省的な反応、そして安息を与えてくれます。印刷物特有の「オーラ」と物質性を強調することで、バートリーの作品は、ますますデジタル化が進む現代において特に力強い、質感と触覚的な特性を称揚しています。

現在S&Tにも彼女の作品が1点ありますのでご覧になりたい方はぜひ足を運んで下さいね。

それでは皆さん本日も良い1日を。

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