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人間ってかくも悲しい生き物ですね

こんにちは、S&Tの上村です。昨日で無事2人個展は終了しました。ブログを読んでどんな風に変わったのか知りたくて急遽やって来た方などたくさんの人で賑わいました。ありがとうございました。

たくさんの学びがあった今回の展示は2人の作家にとっても今後を左右する展示となった事でしょう。

それにしても人間はなんとも厄介な生き物なんだろうと改めて気がつかされた展示でもありました。気がついた人だけが成長するんでしょうけれど、一生気が付かない人もいます。一体どちらが幸せなんだろうと思いますが、それも人それぞれなんでしょうね。永遠の謎です。

今年のS&Tの外部での展示はこれで全て終了ですが、もちろんS&Tはまだまだ営業しています。今年のアートシーンの振り返りや今後の展望など色々話しながら作品鑑賞しに来て下さいね😆

もしかしたら退屈してプチイベントなど開催しちゃうかもしれません(笑)

さて、昨日の続きではありませんが、またまた盗難事件が。強盗は、モナ・リザなど世界で最も有名な絵画が展示されている美術館からすぐの徒歩圏内のアポロ・ギャラリーで発生しました。

盗難現場となったアポロギャラリー

当局によると、盗まれたのは王冠、ネックレス、イヤリング、ブローチなど8点です。

文化省の声明では、警報は正しく鳴ったそうです。美術館内または付近にいた5人の美術館職員は、手順に従って治安部隊に連絡し、来館者を保護しました。また、犯人グループは美術館の外にいた車両に放火しようとしましたが、美術館職員の介入により阻止されたそうです。

なんだか荒っぽいですね。😓

今回の事件は1911年にモナ・リザが消失して以来、ルーブル美術館で起きた最も派手な強盗事件だそうです。

しかし、このような強盗を依頼する犯罪グループは、展示も売却も不可能な世界的に有名な絵画を狙うわけではないそうです。彼らは換金可能な品物を好み、その中でも宝石が最も人気が高いと言われています。

9月には、パリ自然史博物館から未精製の金が盗まれました。金の価値は約60万ユーロ(52万ポンド)で、闇市場で容易に処分できたことが予想されます。
また、同じ月には、かつて陶磁器で有名だったリモージュの美術館から、600万ユーロ相当の磁器が盗まれました。この盗難は、外国人バイヤーの依頼によるものだった可能性が高いと言われています。

なんとも残念な事ですが…。

それでも、230年の歴史の中で、盗難事件は比較的少なかったそうです。それは主に厳重な警備体制のおかげだと言われていますが、それにしても…😓

最近の盗難事件は、19世紀の画家カミーユ・コローによる風景画でした。「セーヴルへの道」は1998年、誰も見ていない隙に壁から引き剥がされ、それ以来行方不明となっています。

これまでで最も有名な盗難事件は、1911年に発生したレオナルド・ダ・ヴィンチの「ラ・ジョコンド」(現在では「モナ・リザ」として知られています)の盗難事件です。犯人は、この絵を丸めてジャケットの中に隠すことができました。
彼はイタリアの民族主義者で、この美術品を故郷に持ち帰りたいと考えていたことが判明しました。美術品は1914年にイタリアで発見され、ルーブル美術館に返還されました。

手口がわかると意外とあっさり盗まれていますね。😅

毎年セキュリティーに膨大なお金をかけなければならないなんて人間ってやっぱり悲しい生き物なのかもしれません。それにお金がかからなければ、もっと設備や作品にお金をかけられ人々の幸せにつながるのに。

人間ってかくも悲しい生き物ですね。

そんな話をしながらS&Tで作品鑑賞に耽って下さいね。

それでは皆さん本日も良い1日を。

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