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遊び場

こんにちは、S&Tの上村です。昨日は無事2人個展スタートしました。私も展示の全貌をようやく見ましたがこれが面白いんです。🤗

初日は街に全くヒトケがなくパラパラとした入りでしたが、いらっしゃったお客様達はその分ゆ〜っくりと展示をご覧いただけたようです。

展示始まっていますが、マイケル・ウーは結局一日中何やら作業をしていました。見ていると展示もどんどん変わっています。朝見た時と帰る時ではちょっと違っているんですよ。

マイケルに聞いてみると『僕にとってこの展示は遊び場なんです。2週間ありますよね。思う存分楽しもうと思います。』と面白いおもちゃを見つけた子供のようなつぶらな目で答えていました。(笑)

だから、初日の昨日と今日とではまた別のものになっているかもしれませんね。何度足を運んでも新たな発見があるかもしれません。

一方、石川君の方はというとこちらも石川君らしく一人一人丁寧に質問に答えていました。もちろん作品もお一人お一人丁寧に見ていただいてからですが、自分の作品だけでなくマイケルの作品までしっかり解説するあたりは実に彼らしいですね。(笑)

どうやら両者ともそれぞれらしい展示がスタートしたようです。

百聞は一見に如かず。まずは皆さんご自分の目でお確かめ下さい。

本日は石川君が在廊予定。マイケルは午後から(?)在廊予定です。

そして河添さんをお迎えしてのトークショーはいよいよあと4日。こちらは展示会場でも前売りのチケット販売中です。来場された方は絶対に得したなと思うはず。それは来てからのお楽しみです。

マイケル・ウーも非常に楽しみにしているようで『こんな人と話せるのは一生のうちに何度あるのか。』と事あるごとに言っていました。🤭

河添さんのプロフィールも再掲載しておきますね。

河添剛(Tsuyoshi Kawasoe)プロフィール *敬称略

慶應義塾大学文学部フランス文学科卒。
美術・音楽評論家、グラフィック・デザイナー、画家、アート・コンサルタント。「ユリシーズ」同人。論文多数。単行本、雑誌、画集、展覧会カタログなどにテキストを寄稿。レコード、CD、DVDへのライナーノーツも数多く手掛けている。日本、フランス、アメリカ、イギリス、オランダで発表。

グラフィックや絵画の仕事としては、ポスター、レコードやCDジャケット、シルクスクリーン・プリント、ブック・デザインなどが中心。また、レオス・カラックス監督の映画『メルド』(オムニバス映画『TOKYO!』の一篇。2008年)の中では絵画作品が効果的に使用された。作品は日本、イギリス、フランス、アメリカで発表されている。

著書
『In Case Of Suzanne Lafont』(ファランステール、1999年)
『フレンチポップス・シックスティーズ』(彩流社、2017年、共著)『Uncommon Art of 20th Century』(名古屋画廊、2021年、共著)
『シド・バレット読本』(boid、2024年、共著)

監修書(監修と執筆を担当)
『T. Rex photographs by Sukita』(カラーフィールド、1999年)
『T・レックス・ファイル』(シンコーミュージック・エンタテイメント、2005年)
『フリクション ザ・ブック』(ブルース・インターアクションズ、2007年)『フォト・ライブラリー・シリーズ クイーン』(シンコーミュージック・エンタテイメント、2008年)→アート・ディレクションも担当。
『Zone Tripper / Friction 1978-2008』(カラーフィールド、2008年)→ブック・デザインとアート・ディレクションも担当。
『アシッド・フォーク』(シンコーミュージック・エンタテイメント、2009年)ユリシーズの本(テキスト/グラフィック/アート・ディレクションを担当)
雑誌『ユリシーズ』vol.1~vol.4(シンコーミュージック・エンタテイメント、2009年から2010年)
『文藝別冊KAWADE夢ムック デヴィッド・ボウイ』(河出書房新社、2013年)
『文藝別冊KAWADE夢ムック ドアーズ』収録「扉から溢出する100枚のアルバム」(河出書房新社、2014年)
『解読 レッド・ツェッペリン』(河出書房新社、2014年)
『文藝別冊KAWADE夢ムック デヴィッド・ボウイ増補版』(河出書房新社、2016年)
『文藝別冊KAWADE夢ムック T・レックス』(河出書房新社、2018年)

美術書/展覧会カタログ
「The Art of Clarity / l’Art de la Clarté」(dans “Memory’s Snapshots” , éditions En Vues, un livre accompage l’exposition Gerard Malanga ”UP TIGHT”, Fnac Etoile, Paris, 1998)
「未来派写真表現とモダニズムの呪い」「作品解説」(イタリア未来派展、名古屋画廊、1999年)
「サンネ・サンネスの写真 死のファンタスム / Photography of Sanne
Sannes : Phantasm of Death」(Sannne Sannes展、リムアート、Kahmann Gallery, Amsterdam, 2011年)
「A Universe of Teeming Fruit in a Magnificent Photography Collection :  Memorandum of 25 Years with Mr. J and the Photographs He Has Loved」(Photographs, Christie’s Paris, 2012)
「鏡の中の青春」(ヨハン・ファン・デル・クーケン展、POST、2015年)
「スクリーン・テストの位相」(in Gerard Malanga & Andy Warhol “Screen Tests / A Diary”, POST, Tokyo, 2017年)

前売り券ご予約の方には12日当日に石川君、マイケルの両名からプレゼントが。何かはひ・み・つ。

たくさんの皆さんのご来場お待ちしております。

2人個展始まっていますが、きっと会期中何度も足を運びたくなる事でしょう。もちろん何度いらっしゃって頂いても構いません。(笑)

思う存分堪能して下さいね。

2人個展 
マイケル・ウー「私の体は環境、わたしたちの脳みそは世界」
石川琢弥「できない事」

2025年10月7日(火)~10月19日(日)
11:00~19:00(最終日17:00迄)

●河添剛×石川琢弥×マイケル・ウー トークセッション:10月12日(日)
 第1部 14:00-15:00 第2部 15:30-16:30 *入場料 1,500円

●マイケル・ウーによるワークショップ 10月13日(月)要予約

やまがたクリエイティブシティセンターQ1 1階 [1-G] 入場無料
〒990-0043 山形県山形市本町1丁目5-19

お問い合わせ:090-3361-1933(上村)

それでは皆さん本日も良い1日を。

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