DIARY / BLOG

改めて考えさせられます

こんにちは、S&Tの上村です。昨日もミナミハラアートウォークでは様々な出会いがありました。

特に印象的だったのは、湯浅作品を熱心に見ていたお一人で来ていた方。声をかけると何やら色々衝撃を受けている様子。

それならということで1から説明するとさらに衝撃を受けているのが手に取るようにわかります。(笑)

面白くなってきちゃって私も裏話や地元のアートシーンについて熱く語っちゃいました。

話している間に楽しそうになったり難しい顔になったりとさらに頭がフル回転してバグっちゃっているのがわかります。

かなり衝撃を受け価値観も全て変わってしまったかのような反応は私も楽しかった。

これでまた1人、後戻りできない美術の迷宮に迷いこんでしまいました。

きっと昨夜は夢を見ながら熱を出した事でしょう。(笑)

それ以外にもたくさんいらっしゃいましたがここではご紹介しきれなのでおいおいご紹介できたらいいなと思います。

集大成となる今年は流石に力を入れた甲斐がありました。😆

まだまだ会期中盤なので皆さん足を運んで下さいね。たくさん人が重なると皆さんのお相手が中々できないですが、もし話していても遠慮なく声を掛けてみて下さい。折を見てお相手できますので。

体育館なので昨日も走り回りながらお客さんの間を飛び回っていましたが、これまでにない筋肉痛と心地よい疲れでした。とても芸術のイベントに参加しているとは思えない筋肉痛ですよ。(笑)

夜は嫁とお客様に頂いた極上のチーズを食べながら反省会をしていましたが至福のひとときでした。🤗

さて、イギリスではストリートアーティストが、両手でガッツポーズをした団結を表す壁画を落書きで汚された後、描き直したというニュースが。

発端となった壁画は2020年にチャリティの委託を受けて制作されました。作者は「相互尊重」のメッセージを伝えるために初めてこの壁画を描いたそうです。

しかし、今年初めに落書きされ、作者は「動揺」したそうです。そこで彼は「世界はまさに誤情報が分断を煽っている奇妙な時代」であり、だからこそ壁画を修復し、人々の視点を変えるために希望のメッセージを広めることが重要だと感じたそうです。

彼はこんなコメントを出しています。ちょっと長いですがぜひ読んで下さい。

『汚損されたことに憤慨しました… 加害者の中には知り合いもいましたし、彼らが私に対して抱いている感情は、本当のメッセージではなく、私への嫌悪感から来ているのかもしれないと思うと、さらに心が痛みます。
私には様々な背景を持つ友人がいます。ですから、このガッツポーズのアート作品は、相互の敬意の表れ、コミュニケーションの手段として、まさにぴったりです。人種差別はいつか終わると思っていた時期もありました… しかし、残念ながら今はそうは思えません。人種間の混乱や政治が日常生活に渦巻く、世界は非常に奇妙な時代です。私にとって、すべてが会話です。誰かが特定の考えを持っているなら、たとえそれが間違っていると思っても、喜んで耳を傾けます。しかし同時に、相手にも私の話を聞いてほしいと思っています。私の人生は、メディアやインターネットで聞いたり読んだりした情報ではなく、人々と共に過ごした経験に基づいています。
分断を助長するような情報を共有している人々を目にしてきました。誤った教育と人生経験の不足が問題だと思います。成長するにつれて、もし誰かの人生に変化をもたらすことができれば、誰かの視点を変えることができれば、挑戦する価値があると思うようになりました。今はこれが私の天職だと感じています。自分の持つスキルを活かして、人々を結びつけ、障壁を打ち破る手助けをすべきです。これまでのどんな金銭的な報酬よりも、この活動は私にとって大きな喜びです。』

まさにその通り。改めていろんなことを考えさせられるような出来事ですね。

落書きされて原型をとどめていない壁画
元の壁画

壁画と言えばミナミハラアートウォークにも石塚さんが描いた壁画が展示されています。その元となる下絵も体育館で展示されていますので両方しっかり見て下さいね。🤗

こちらも色々考えさせられますよ。

そんな話も会場でしましょうね。😄

それでは皆さん本日も良い1日を。

次の記事
3/2411
前の記事