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気づき

こんにちは、S&Tの上村です。昨日は湯浅克俊さんによるワークショップが開催されました。

いざ始まったら皆さん真剣に木版画と向き合って制作をしていました。

午前中が終わり皆さんの様子を見ていたら何やら様子がおかしい。

『???』と思い、参加者の皆さんに声をかけてみるとあまりに自分のイメージとかけ離れていてがっかりしたり、うまく彫れず手首が痛くなったりと様々に思うところがあったようです。

皆さん教われば簡単に湯浅さんのような木版画が作れると思っていたようです。😅

そんな簡単に作れるなら誰も苦労しないですよね。(笑)

皆さん改めて湯浅さんの凄さをひしひしと感じていたようです。

私は時々眺めるしかできませんでしたが、驚いたのは摺りの大切さ。

もちろん彫りも大事なんですが、参加者が彫った版木を湯浅さんが摺ったものと参加者自身が摺ったものが全くの別物。

これには私も驚きましたが、参加した皆さんも一様にそう思ったようです。

参加者にとって大きな気づきがあったそんなワークショップだったようです。

かなりたくさんの人にご参加頂きましたが、それを横目で見ていたスタッフの皆さん、お友達、通りすがりの人、皆さん口々に参加すれば良かったと言っていました。

だからすごいって始まる前から言っていたじゃないですか!

次回があるのかないのかわかりませんが、次に告知を見かけたら参加した方が良いですよ。(笑)

当日参加のワークショップでの湯浅さんによる摺り見本

そして、体育館の方では何やら異変が。

『触って下さい。』と注意書きのあった渡邉舞さんの作品が原型を留めないくらいの状態になっていました。

最初がどんなだったのかもうわからないのですが、ご本人の予想を遥かに超えた変形で夜中に『写真を見たらなかなかの衝撃で、いてもたってもいられず修正しに行きます!』という事でした。😅

という事で、それまでは展示が一時中止となるようです。

それも時間の流れを表した渡邉さんの作品の宿命。こんなハプニングも含めて全てが作品なんでしょうね。

『展示一時中止』の貼り紙を見ながらそんな事に思いを馳せて鑑賞してください。

湯浅さんの作品は本日もミナミハラアートウォークで見ることができます。湯浅克俊さんの作品集も販売しておりますのでご興味ある方は声を掛けてくださいね😆

本日は私は午後から撮影。

いたりいなかったりしますが見かけたらぜひそんな話もしましょうね。

たくさんの皆さんのご来場お待ちしております。

それでは皆さん本日も良い1日を。

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