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とあるおばあちゃんの叫び

こんにちは、S&Tの上村です。ミナミハラアートウォーク無事(?)スタートしました。展示が遅れていた作品も作家と共に無事到着し、昨日のうちに展示してきました。😄

初日、まったりとしたスタートでしたが、それでも皆さん思い思いに楽しんでいただけているようです。

特に体育館という特殊な場所で、お子さん連れも作品にぶつかったりするのを気にする事なくゆっくりと鑑賞できたようでした。

当初予定していた仕切りがなかった分、広々と楽しめているようでこれは嬉しい誤算です。😆

これで作品も全て出揃いましたので本日から100%稼働です。本日は湯浅克俊さんによる木版画のワークショップが開催されますので皆さんこぞってご参加下さい。

昨日準備でチラッと見てきましたが、時短ワークショップの方も相当すごい。これもわざわざ湯浅さんが版木を彫ってきてくれましたが、さすがと言うことしかできない出来あがりです!

これが2,000円はあり得ない。驚きです。

これを機にどっぷりと楽しくて恐ろしい芸術の世界へ浸かってくださいね。(笑)

勝手に今回のミナミハラアートウォークの目玉と認定します。(爆笑)

さて、イギリスからはこんな話題が。

ハル市内でこの夏展示されていた大型ネズミの彫刻45点が売却され、慈善団体に16万ポンド(約3,200万円)が寄付されました。
これらの彫刻は、1960年代のバンド「ザ・ラッツ」のロックミュージシャン、ミック・ロンソンへのオマージュとして制作されたものだそうです。

高さ約1.8メートルの黄色いセーターをまとったネズミ像は市内を巡るウォーキングトレイルの一部として設置され、ミック・ロンソンの80歳の誕生日(5月26日)を前に公開されていました。
また、この彫刻は「ザ・ディープ」などの観光名所に設置されていました。

う〜ん、これが良いか悪いかは私にはよくわかりませんが、町のあちこちにあったら確かに気になりますね。(笑)

土曜日には23点が競売にかけられ、残りの彫刻はスポンサーに事前販売されていました。
売上は、コッティンガムのキャッスルヒル病院を支援する「デイジー・アピール」に寄付されます。

こういうのは素晴らしい取り組みですよね。

落札者の1人のインタビューが面白かった。

『庭に飾るつもりです。最近この地域に引っ越してきたばかりなので、ハルを知るきっかけとなったのがこの子たちでした。ずっと前から注目していたんです。』と落札したピンクの可愛いブラウスを着た普通のおばちゃんが満面の笑顔で嬉しそうにしている姿は見ていてほのぼのしました。

同時にこれぞ地方の芸術シーンで見られるべき場面だよなとも思いました。

まさに私が地方でイベントなどを開催している時にいつも夢見ている理想の笑顔は私の脳裏にいつまでも焼きつきました。

そんな笑顔を現在開催中のミナミハラアートウォークで見られたら良いなと思います。

そして、もちろん全ての作品は販売しているのでこのイギリスのおばちゃんのように庭でも何でも思い思いの好きな場所に飾って芸術に溢れる生活をして欲しいなと思います。

これを書いていて昨日いらっしゃったおばあちゃんを思い出しました。

田賀先生の作品をじっくりと見ながら何やらぶつぶつと聞こえてきます。気になっていたのですが、タイミング悪く私はちょっと席を外しました。戻ってそばにいた嫁に聞いたら、熱心に解説読んでいるなと思っていたら『生活は芸術だ!』とまるで岡本太郎のように叫んでいたそうです。(笑)

作品を見てそんな風に感じてもらえるなら、あとは持って帰って庭に飾るだけですね😆

私はミナミハラコミセンか体育館にうろちょろしていると思いますのでぜひ声をかけて下さい。

庭に飾る算段をしましょうね。(笑)

百聞は一見に如かず。まずはミナミハラに足を運んで下さいね。お待ちしております。

それでは皆さん本日も良い1日を。

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