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ご自分の目で

こんにちは、S&Tの上村です。昨日、平野千明さんの最新作がS&Tへ到着しました。😄

本日よりお披露目しますのでご希望の方はご予約の際にお申し付け下さい🙇

それにしてもめっちゃカッコいいですね😆

これ以上は言わないのでまずはご自分の目で実物を堪能して下さい。(笑)

さて、皆さんは小笠原敏晶記念財団の文化・芸術分野の助成事業はご存知ですか?

この公益財団は1986年、科学技術の振興を目的に創設されました。2020年に「小笠原敏晶記念財団」へ改称。

改称時に創業者・故小笠原敏晶(株式会社ニフコ創業者)の精神を受け継ぎ、『常識に挑む、熱き才能に寄り添う』をスローガンに、文化・芸術分野への助成事業を開始しました。

もう今年で6年目なんですね。

現代美術分野の担い手による国内外での活動を支援し、創造と交流の場を広げることを目的としたこの助成総額は、なんと、2,000万円!!!!

素晴らしいですね。

未来の芸術家たちを支える取り組みとなってくれることを期待したいですね。

才能ある人たちはぜひチャレンジして欲しいなと思います。

詐欺みたいな助成金目的だけの人はご遠慮下さい。(苦笑)

詳しくは財団のHPを見て下さいね。リンク貼っておきます。

才能を埋もれさせないための大切な活動ですね。無駄な選挙なんかじゃなくて、こういうのにもっとお金を使って欲しいものですね。あくまで私見です。

という事で本日の1品です。

3-D, 2010 / Miles ALDRIDGE (*1964, Great Britain)
Chromogenic print
81.5 x 81.5 cm
Edition of 10 plus 2 AP

Miles Aldridgeは1964年イギリス生まれのアーティストです。元々ファッションフォトグラファーとしてキャリアをスタートしましたがその才能はその枠をこえ数々のギャラリーで個展が開催され現在に至ります。

彼は、フィルム・ノワール、美術史、ポップカルチャーを参考にした、目を引く、非常に様式化された写真で、90年代半ばに有名になりました。

有名なアートディレクター兼イラストレーターのアラン・アルドリッジの息子である彼は、父親からニコンFカメラを与えられた幼い頃から写真に興味を持ち始めました。その後、セントラル・セント・マーチンズでグラフィックデザインを学び、1987年に学士号を取得して卒業しました。

高く評価されている色彩学者であるアルドリッジは、鮮やかな酸味のある色調のパレットで精巧な演出を描きます。これらの魅力的で、しばしばエロチックなイメージは、完璧な表面の下に不吉な底流が渦巻く、社会の理想的な家庭の幸福観を探ります。アルドリッジは30年以上にわたって多作に活動しており、現在も主にフィルムで撮影する数少ない写真家の1人です。彼の創作作品には、大型のCタイププリント、ポラロイド、スクリーンプリント、グラビア写真、ドローイングなどが含まれます。

彼の作品は特にその色彩感覚が非常に優れています。過去に『奇妙な美しさ』という展覧会も開催されたことがありますが、そのタイトルは彼の作品を端的に言い表しているのではないでしょうか?

常に彼の作品の中に登場する人物は人形のようですね。

もちろん…。

それでは皆さん本日も良い1日を。

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