本日座談会です!
こんにちは、S&Tの上村です。昨日も大賑わいで忙しすぎて嬉しい悲鳴をあげていました。😅
フラッとお立ち寄りになったお客様はとある作品にすっかり魅了された様子。その作品から目を離せません。結局、再びご来場されその作品を予約されました。😄
愛好家の皆さんならよくお分かりかと思いますが、誰しも一度はそんな経験があるもの。
しかし、それが欲しいと思っても必ずしも手にできるとは限らないのも美術品です。こればかりはご縁としか言いようがありません。
出逢っちゃいましたね。(笑)
そんな出逢いを演出できたことは本当に嬉しいですね。心からもう一度。
おめでとうございます。㊗️🍾🎊
そして、そんな様子を見るといつも私がこの仕事をする原点に戻れます。
きっとその作品はそのご家族と人生を共に歩んでいくことになるのでしょう。一体どんな未来が待っているのか楽しみですね。それを想像するとなんだか温かい気持ちになった昨日でした。
人の数だけ人生があるとはよく言ったものですね。作品の数だけまた人生もあります。ちょっぴりそんな人生を垣間見ることができるのはこの仕事の役得ですかね。🤗
そんな出会いも多かったトライアングルはあと2日で終了です。まだの方はお急ぎ下さいね。
本日は14時から作家たちが集まって座談会が開催されます。もしかしたらトライアングルの謎や作品の謎が解けるかもしれませんね。
ご興味ある方はぜひ足を運んで下さい。もちろん入場無料です。
『トライアングル』 展
会期 8月5日(火)〜8月17日(日)
11:00 〜 19:00 *最終日のみ17:00まで
*8月16日(土) 14:00 〜 15:30 座談会開催予定
会場 The Local TUAD ART GALLERY and famAA
〒990-0043 山形県山形市本町1-5-19 TEL: 023-615-8099
参加作家 非公開
さて、人生の話題が出たのでこんな話題も書いてみたいと思います。
皆さんは「美術界のインディ・ジョーンズ」の異名を持つアーサー・ブランドはご存知ですか?
彼はピカソからゴッホまで、世界各地で盗まれた傑作の追跡に生涯を捧げてきた美術探偵です。
これまで彼は数十点もの盗まれた美術品を回収してきました。その中にはピカソの絵画「女の胸像」やオスカー・ワイルドの盗まれた指輪などがあります。
そのため彼は24時間、週7日、休みなく働かなければなりません。なぜなら相手に考え直す時間を与えすぎると、二度と電話をかけてこなくなるからなんだそうです。
大変なお仕事です。
探偵活動で名を馳せているとはいえ、彼の主な収入源は、より伝統的な美術コンサルタント業務です。なぜなら、ほとんどの場合、彼は自力で、自費で捜査を引き受けているからなんだそうです!
彼はまた、成功に対して直接的な金銭的報酬を受け取ることはほとんどありません。盗まれたオスカー・ワイルドの指輪を返却した回収では、わずか3000ポンドの報酬を受け取ったのみでした。
何億もの価値があるものに対しての報酬とは思えない金額ですね。
残念ながら美術品の強盗は世界から歓迎される風潮があります。なぜなら誰も傷つかない犯罪であることが多く、勇敢な泥棒が美術館、ギャラリー、富裕層といった権力に打ち勝つことができれば、大衆はそれを楽しむかもしれないという漠然としたイメージが渦巻いているからです。しかし、優れた泥棒には必ず警官が必要です。世界は、美術品を正当な所有者に返還しようと奮闘するアーサー・ブランドにも魅了されているんですね。
ま、現実とは思えない話で大抵はルパン三世を見ているような感じなんでしょうね。😅
彼はこう言います。
「私は車の運転も電球の交換もできない。でも、仕事でミスはしない」〜アーサー・ブランド
言ってみたいセリフですね。(笑)
ここにも芸術に魅了された人生がありました。
そんな話もぜひしましょうね。本日もたっぷりとお時間とってトライアングル楽しんで下さい。
会場でお待ちしています。
それでは皆さん本日も良い1日を。