こんにちは。S&Tの上村です。もうご存知の方も多いと思いますが、カウズの作品が“どこでも誰でも”楽しめるARアプリが登場です。アプリは、アップストア(App Store)とグーグル プレイ(Google Play)から無料でダウンロードすることができるそうです。
今回のサービスでは、期間限定の無料版と有料版、無期限の有料版の3つのサービスが提供されます。
詳細によると、無期限の有料版では、1.8mのAR彫刻のコンパニオンの永久保有権が購入できます。価格は1万ドル(約104万円)で、世界25個限定。自由に表示・撮影することができるのはもちろん、特定の箇所に設置し他ユーザーへの公開や、アキュート・アートの公式サイトを通じて永久保有権を他ユーザーに転売することもできます。転売する場合は、販売価格から30%の手数料が差し引かれ、販売者と購入者の両者がそれぞれ半額を負担することになるということです。
これぞまさしく新しいアート売買の形ですね。さすがカウズといったところでしょうか。カウズがサービスを提供した理由について「彫刻を作るとき、その重さや建物に設置する方法など、ロジスティックな問題を考えないといけない」と語っています。昨今のアートシーンではARやVRが新たな展示の場として注目を集めています。仮想空間であれば、たとえ巨大作品であっても大規模な設営や巨額の運搬費を抑えることができ、端末さえあれば世界中のファンにリーチすることができるからなんですね。
技術の進歩とともにアートもドンドン進化しています。乗り遅れないようについてきて下さいね。
最後にこのアプリについての動画を貼り付けておきますのでご覧ください。