こんにちは、S&Tの上村です。今更ながらプレスリリースって何だ?と広報を考えている今日この頃です。(笑)

広報と言ってもS&Tの宣伝をしたいわけではありません。

何をしたいかと言うと8月から怒涛のように始まるS&Tのイベントや展示のお知らせをしたいからなんです。

『何で今頃?』と思う方も多いかもしれませんね。自分でもそう思います。(笑)

しかし、今年の展示はこれまでとは一味違うんですね〜。自分で企画しておいて何なんですが、色々話し合いを重ねているとどうしても面白そうなんですよ。😆

だから真面目に広報しようと思って冒頭の発言になるわけです。(笑)

まずは8月、先日も告知しておりますが、山形市のQ1内のThe Localにて謎だらけの展示『トライアングル』が始まります。

これを皮切りに9月にはミナミハラアートウォークに参加するわけですが、これまでの集大成として今年で一区切りつけようとすんごい企画考えています。これはまだ言えません。😅

そして、10月は某作家たちの2人展。その会期中になんとなんと、河添剛さんによるトークイベントが開催されます。\(^o^)/

内容はまだなんですが快くお引き受け頂きました。ありがとうございます。

河添さんは私が新入社員の時に色々教えて頂いた方で恩人であり勝手に師匠と呼ばせて頂いております。本人は嫌だと思いますが…😅

ご本人からプロフィール頂いておりますのでご紹介しますね。

河添剛(Tsuyoshi Kawasoe)プロフィール *敬称略
慶應義塾大学文学部フランス文学科卒。
美術・音楽評論家、グラフィック・デザイナー、画家、アート・コンサルタント。「ユリシーズ」同人。

論文多数。単行本、雑誌、画集、展覧会カタログなどにテキストを寄稿。レコード、CD、DVDへのライナーノーツも数多く手掛けている。日本、フランス、アメリカ、イギリス、オランダで発表。

グラフィックや絵画の仕事としては、ポスター、レコードやCDジャケット、シルクスクリーン・プリント、ブック・デザインなどが中心。また、レオス・カラックス監督の映画『メルド』(オムニバス映画『TOKYO!』の一篇。2008年)の中では絵画作品が効果的に使用された。作品は日本、イギリス、フランス、アメリカで発表されている。

著書
『In Case Of Suzanne Lafont』(ファランステール、1999年)
『フレンチポップス・シックスティーズ』(彩流社、2017年、共著)『Uncommon Art of 20th Century』(名古屋画廊、2021年、共著)
『シド・バレット読本』(boid、2024年、共著)

監修書(監修と執筆を担当)
『T. Rex photographs by Sukita』(カラーフィールド、1999年)
『T・レックス・ファイル』(シンコーミュージック・エンタテイメント、2005年)
『フリクション ザ・ブック』(ブルース・インターアクションズ、2007年)『フォト・ライブラリー・シリーズ クイーン』(シンコーミュージック・エンタテイメント、2008年)→アート・ディレクションも担当。
『Zone Tripper / Friction 1978-2008』(カラーフィールド、2008年)→ブック・デザインとアート・ディレクションも担当。
『アシッド・フォーク』(シンコーミュージック・エンタテイメント、2009年)雑誌『ユリシーズ』vol.1~vol.4(シンコーミュージック・エンタテイメント、2009年から2010年)
『文藝別冊KAWADE夢ムック デヴィッド・ボウイ』(河出書房新社、2013年)
『文藝別冊KAWADE夢ムック ドアーズ』収録「扉から溢出する100枚のアルバム」(河出書房新社、2014年)
『解読 レッド・ツェッペリン』(河出書房新社、2014年)
『文藝別冊KAWADE夢ムック デヴィッド・ボウイ増補版』(河出書房新社、2016年)
『文藝別冊KAWADE夢ムック T・レックス』(河出書房新社、2018年)

美術書/展覧会カタログ
「The Art of Clarity / l’Art de la Clarté」(dans “Memory’s Snapshots” , éditions En Vues, un livre accompage l’exposition Gerard Malanga ”UP TIGHT”, Fnac Etoile, Paris, 1998)

「未来派写真表現とモダニズムの呪い」「作品解説」(イタリア未来派展、名古屋画廊、1999年)

「サンネ・サンネスの写真 死のファンタスム / Photography of Sanne
Sannes : Phantasm of Death」(Sannne Sannes展、リムアート、Kahmann Gallery, Amsterdam, 2011年)

「A Universe of Teeming Fruit in a Magnificent Photography Collection :  Memorandum of 25 Years with Mr. J and the Photographs He Has Loved」(Photographs, Christie’s Paris, 2012)

「鏡の中の青春」(ヨハン・ファン・デル・クーケン展、POST、2015年)

「スクリーン・テストの位相」(in Gerard Malanga & Andy Warhol “Screen Tests / A Diary”, POST, Tokyo, 2017年)

こちらは内容はまだですが開催日のみ決まっております。😅

遅くて申し訳ありません。🙇

実は河添 剛さんによるトークセッション開催は山形では2回目。前回は2020年の1月だったんですね。

あまりの面白さにそれからコレクターになる方やどっぷり美術に目覚めちゃった方もたくさんいらっしゃいました。その方達は今でもS&Tへ通っていますね。

前回は私の力不足でこじんまりとしちゃいましたが、ぜひたくさんの皆さんに聞いて頂きたいなと思います。

私の知っている限り美術に関して河添さんの右に出る人はいまだに知りません。

決して大袈裟ではないんですよ。

あとはご自分の目でお確かめ下さい。

開催日は10月12日(日)開催です。詳細はこれから告知となりますがお見逃しなく。

これを聞かないと損しますよ。

最後に河添さんの作品掲載しておきますね。ご覧になりたい方はS&Tまで。

ジョン / 河添 剛
2008年
edition 5 + A.P 2

存在しないものとして存在するイリュージョンとしての芸術にとってアレゴリカルな人物である ところのジョンは、かくも「亡霊的な」イメージとして、あえかに表出されなければならないのだと考え制作しました。  〜河添 剛

それでは皆さん本日も良い1日を。