こんにちは、S&Tの上村です。書きそびれていましたが、『「106万円の壁」撤廃で障害者217人整理解雇へ』というニュースを見てやっぱりかとがっかりするとともに怒りが。このニュースになったのは山形県の施設という事もあり何だかやるせ無い気持ちになりました。😢
連日『103万円の壁』とか『106万円の壁』とか耳に残りやすいフレーズだからと政治家が自分たちの人気取りのためだけに使っているようにしか感じませんが、あの人達はどんなことが起こるのかきちんと予測して発言しているんだろうかと疑問に思います。選挙の人気取りのことしか考えていないんだろうな。😮💨
私には与党も野党も全て同じ穴の狢にしか見えませんがそれは私だけなんでしょうか?
それでも人気がある某代表と言いますが本当なんでしょうかね?
もし本当ならこの国は終わってるなと思います。
あくまで私見ですが皆さんはどう思いますか?
朝から不機嫌になるような話題ですが忘れないうちに書いておこうかと思います。😅
そう言えば、ローマから古代ローマの街ポンペイの廃墟で、また新たな発見があったというニュースがありました。
見つかったのは『メガログラフィア』として知られる極めて希少な壁画で、等身大の人物などが描かれているそうです。これはポンペイの発見の中でも最も重要な部類の遺物となるんだそうですよ。

確か私の記憶が正しければ、このポンペイの遺跡は火山の噴火で埋もれたから保存状態が良いまま保たれたんですよね。当時の様子を知るにはもってこいというわけです。
今回壁画が見つかったのは庭に面した大きな宴会場で描かれた年代は紀元前1世紀。
古代ギリシャの酒の神「ディオニュソス」の行列の様子が壁や柱に赤色を基調として描かれています。踊る巫女や、フルート奏者、肩に獲物を乗せた男女の狩人なども登場するそうですが、赤を基調とする色彩もくっきりと残っているそうです。
すごいですね〜。
これだけの保存状態だからこそ貴重で当時の様子を忠実に知ることができると期待されているわけですよね。
ポンペイ考古学公園の責任者は『古代の人々にとって、ディオニュソスの巫女は野性的で自由奔放な女性の一面を表現するものだった。彼女らは子どもも家も街も顧みず、男性の命令からも解き放たれて自由に踊る。山や森で狩猟をし、生肉を食べる。言い換えれば、それは「上品な」女性の対極に位置する。そうした女性は愛と結婚の女神ビーナスを模倣し、鏡に映った自身の姿を眺め、「着飾っている」』と述べています。
何だか目を瞑ると当時の様子がありありと見えてきそうですよね。😆
冒頭の話題を考えると人間はどう間違ってこうなってしまっているのか。この時代からやり直した方が良さそうですね。(笑)
「ティアソスの家」はまもなく一般公開される予定だそうですが、一回でいいから実物を見てみたいですね。
お近くに行かれる方はぜひ。歴史のロマンを感じて下さい。
というわけで本日の1品です。

Photographs, Archival inkjet print
160 x 225.4 cm
Vik Muniz は1961 年 ブラジル・サンパウロ生まれのアーティストです。
針金、砂糖、ダイヤモンド、チョコレート、色紙などのさまざまな素材を用いて歴史的な報道写真や、美術史上の名作を再現したものを写真で発表している。母国ブラジルにある世界最大のごみ処理場の廃棄物を使って制作した「ピクチャーズ・オブ・ガーベージ」の制作過程を記録したドキュメンタリー映画「Wasteland」は、多くの映画賞を受賞、アカデミー賞ドキュメンタリー部門の優秀賞にも選出。現在はニューヨークとリオデジャネイロを拠点に世界的に活躍しています。
またムニーズは様々なラグジュアリーブランドとのコラボレーションを通し、社会福祉プロジェクトに取り組むための資金を集め、リオデジャネイロのスラム街で暮らす若者たちのためにオーディオビジュアル技術を教える学校を開校しました。ムニーズは、その芸術的キャリアを通した社会発展、社会的包摂や持続可能性のための芸術教育への貢献が認められ、2011年ユネスコ親善大使に指名されました。
S&Tでも過去ちょっとだけ入ってきましたがすぐに完売しちゃいました。実物を見るとそれも納得ですね。
次はいつ入荷するのか?
もちろん探すことは可能ですのでご興味ある方は遠慮なく言って下さいね。
それでは皆さん本日も良い1日を。