こんにちは、S&Tの上村です。昨日石塚さんの個展が無事終了したようです。足を運んでいただいた皆様ありがとうございます。きっと彼女にとって大きな自信がついた事でしょう。今後の活躍を願っています。😆

石塚さんで思い出しましたが、先日の新幹線の中での会話。ウチの嫁が東北から東京へ向かうときの法則を見つけたと言うんです。何かと思えば『東北から東京へ近づいてくるにつれて人々のファッションがモノクロからカラフルになってくるよね。』と言っていました。確かに…😅

じゃ、『東北人である私はどうなんだ?』と聞くと『あなたは外国人』とシレッと答えていました。『日本人ですらないんかい!』と思わず突っ込んじゃいました。嫁の目には一体どんな風に映っているのか?(笑)

上村はどんな服装なんだと思った方はいらっしゃった時にでもご覧ください。極めて普通の格好です。🤭

それにしてもちょいちょい失礼な嫁の発言ですね。(笑)

さて、また海外から贋作にまつわる話題が飛び込んできましたね。いつも不謹慎だとはわかっていながら映画のようだなとワクワクしちゃいます。これも芸術の一つの面白さだと思ってみています。

舞台はイタリア。

ネットで売りに出されていた贋作の捜索を開始し、カラビニエリ文化遺産保護作戦班がローマ警察と協力して捜査に乗り出していました。

その中にはピカソやレンブラントなどの作品と偽った絵画も含まれていて、著名作家の贋作もかなりあったそうです。

そしてこうした贋作を制作している工房を突き止め踏み込みました。すると贋作を制作する専用の部屋が作られていたんだそうです!!!

その場所を警察は「秘密の絵画研究所」と呼び容疑者のことも「贋作修復師」と呼んでいました。

この辺までの経緯だけでもやっぱり映画っぽくてワクワクしますね。(笑)

警察の発表によると計71点の絵画を発見されたそうです。容疑者は『本物かどうか疑わしい数百点の作品』をイーベイやCatawikiなどのサイトで販売していたそうです。

容疑者が最近まで作業をしていたとみられている工房

「贋作修復師」は絵画を偽造して贋作の鑑定書を偽造するタイプライターやコンピューター機器まで所持していたんだそうですよ。😱

押収された画家の署名や鑑定書を偽造する道具

ここからが大切なところ。

手口の一つとしてオークションのカタログを加工して、画家の本物の作品の写真を自分の制作した贋作の写真と入れ替えて贋作を本物のように見せかけていました。

何とも単純ですが、引っかかりそうですよね。😅

コレクションにおいて贋作問題は避けて通れませんが、自分のコレクションのためにも色々知っておいた方がいいですよね。

自衛のためにしっかり勉強しておきたいところです。

そんな嫌な面だけではありませんがそれも含めてやっぱり面白いですよね。

やっぱりやめられません。(笑)

まだ逮捕者は出ておらず、当局は容疑者の氏名を公表していませんが今後の事件の行方に注目しておきましょう。

今回の活躍のイタリアのカラビニエリ芸術警察はなんと1969年に創設されたんだそうです。さすがですね。

日本にはそういう部門あるんでしょうか?

ちょっと私は知りませんね。

カラビニエリ芸術警察は、芸術と文化に関連した犯罪対策を専門としていますが、日本にもそろそろ必要なんじゃないかと私は思います。

今日の結論。そんなエピソードも含めてやっぱり面白い。

皆さんはどう思いますか?

そんな話をしにS&Tへいらっしゃって下さいね。

それでは皆さん本日も良い1日を。