こんにちは、S&Tの上村です。お正月明けだからなのか各所仕事が始まったからなのか昨日は思った以上に連絡やら何やらで大忙し。これは予想していなかっただけに夜まであたふたしていました。💦
このご時世ですので忙しいのは良いことにしておきましょう。今年もバタバタしてそうです。😅
さて、S&Tではお馴染みのChing Ho Chengですが昨日彼の妹さんから連絡がありました。今年は1月からペースギャラリー香港でのグループ展に出品するようです。彼は亡くなった後もずっと毎年コンスタントに大きな展示に参加していますね。すごいですね。そんな作家を取り扱えていることに今更ながら嬉しくなっちゃいました。😆
せっかくなので香港で展示される作品をコソッと掲載しちゃいますね。
この作品「無題(木目シリーズ)」は、あの有名なニューヨークのチェルシーホテルにあるスタジオの木製の床にインスピレーションを得て制作されたもので、「Algorithms of Longing」の基盤となる歴史的な作品です。彼は「私のスタジオの剥がれ落ちて崩れ、ひび割れた壁には、月面のような風景があります。私は床板の木目を通して旅をします」と回想していました。
2025年の1月14日から2月27日までのようですので香港に行かれる方はぜひ立ち寄ってあげて下さい。もし行かれたら感想聞かせて下さいね。
【Ching Ho Cheng】アジア系アメリカ人が現代美術シーンからほとんど不在だった時代に、チン・ホー・チェンは、メトロポリタン美術館の20世紀美術の最初のキュレーターであるGert SchiffやHenry Geldzahlerなどの著名な美術史家から高く評価されていました。2人ともチェンの親友であり、彼の作品を宣伝し、所有していました。チェンはニューヨークや海外で彼の作品を広範囲に展示しました。
Ching Ho Chengはキューバのハバナ生まれで、1970年代から1980年代にかけて活躍した現代アーティストでした。彼はクーパーユニオンで絵画を学び、タオイズムの教えに没頭し、チベットの芸術、ホピ、ナバホの工芸品などを参照しその折衷的な作品を探求しました。 1970年代初頭、彼はパリとアムステルダムで数年間過ごし、1976年に最初の個展を開催しました。その年にニューヨークに戻ったとき、彼は伝説的なチェルシーホテルに定住し、ホテルの他のクリエイティブな住人とのつながりを築きました。わずか42歳で亡くなってしまったのは非常に残念なアーティストの一人です。
それにしても世界では活躍しているチンですがなんで日本では知っている人少ないんだろう?
うちのお客さんくらいじゃないですかね。😅
もしかしたら今のうちが買い時かもしれません。🤭
現在S&Tには彼の作品はエディション版とドローイングがそれぞれ1点ずつあるのみですがもちろんお取り寄せも可能です。しかし、お気に入りの作品があればゲットすることをオススメします。なぜって作家はもう亡くなっちゃっていますから。😅
以前にもかなり貴重なgouacheの小さい作品がやってきましたが、もちろんすぐになくなっちゃいました。これも良かった。見た方は本当に少なかったですね。
S&Tは強力なパイプがあるのでご興味ある方は遠慮なくご連絡下さいね。
まずは見たいという方はS&Tへ足を運んでみて下さい。もちろんご予約はお忘れなく。
それでは皆さん本日も良い1日を。