こんにちは、S&Tの上村です。連日ニュースでは103万円の壁がどうだと言っていますがこんなのまやかしに過ぎないなぁと呆れてものも言えません。結局のところ減った分の税収をどこかでコソッと抜き取られるんですから。その辺もトータルでしっかりと考えなきゃいけないのに踊らされる人がいるのもまた事実。なんだかストレスしかたまりませんね。😓
これについての森永卓郎さんの発言が面白かった。
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/12/12/kiji/20241212s00041000134000c.html
実に痛快ですね。ガンで闘病中ですが余命宣告受けてからの彼は怖いものなしで実に良いですね。長生きしてガンガンもの言って欲しいものです。
さて、もう一つ私が気になったニュースがこちら。
https://artnewsjapan.com/article/16748
落札価格はどうでもよくて、『AIのみで真贋鑑定された』というところが私が気になったところ。
AIについては作品制作よりずっとこちらの方が有効活用できそうな気がしますが、今のところその精度はどうなんでしょうね?
精度が上がったとはいえ今一つ半信半疑です。😅
とはいえ、記事の最後の方にありましたが、
『AIは、どのアーティストが何を、いつ描いたのかを認識する上でますます重要な役割を果たすようになるでしょうが……AIによる鑑定についてこれまでの実績を見ると、控え目に言ってもまだ不安定です。おそらく、それと同じくらい重要なのは、市場はまだコンピュータの出す結果を受け入れるようになっているとは言えず、学術研究や人間の目、技術的分析による判断を好むという事実です』
というところに今のところ落ち着くのではないでしょうか?
将来的には人間よりもAIの鑑定の方が信頼できそうな気もしますが。😅
皆さんこの話題どう思いますか?
本日は借りてきた記事ですがいろいろ考えさせられますね。
皆さんも一緒に考えてみて下さい。そんな話でS&Tでも大いに盛り上がりましょうね。😆
というわけで本日の1品です。
Roe Ethridgeはポストモダニズムの商業写真家および芸術写真家で、写真の可塑性、つまり写真がいかに簡単に複製され、組み換えられて新しい視覚体験を生み出すかという研究で知られています。彼はすでに公開されている画像を採用して現実の新しい彫刻的なシミュレーションを加えたり、あるいは古典的な構成を高度に様式化したバージョンを作成したりします。たとえば、Vice 誌の表紙に登場したカビの生えた果物のボウルの静物画や、意外な要素のある風景画や肖像画などです。2008 年のホイットニー ビエンナーレに参加して以来、彼の作品は、ニューヨーク近代美術館、ボストン現代美術館、ロサンゼルス現代美術館、テート モダンなど、いくつかの主要な公立美術館に収蔵されています。2010 年には、彼の作品が MoMA の 25 周年記念ニュー フォトグラフィー展に展示されました。
彼は、広告分野のコマーシャル・フォトグラファーとしての経験から、アーティストとしての仕事を発展させ、これらの設定を、もはや広告という虚構の世界に焦点を当てるのではなく、それを内側から見つめる参照枠として遊び心たっぷりに使っています。セッティング(またはセッティングの一部)が主人公となり、登場人物は現実のペルソナとして演じます。
また、広告や商業的なディスプレイを、ウォーカー・エヴァンスや後期ポップ・アートの伝統にのっとり、オブジェとしての性格を与えたり、文明の痕跡として捉えたりするような率直さで、シンプルに描写する写真も制作しています。彼は、意図的に不正確な色彩でさえも、現代の西洋文化に対する遊び心に満ちた批評として展開できるほど、ありふれた技術的・芸術的媒体としての写真を提示することで、現代の時事的な問題として、高尚と低俗、現実と虚構の間の抑圧的な狭間に取り組んでいます。
面白いですよね。私は個人的に好きな作家です。
ご興味あればぜひ。
それでは皆さん本日も良い1日を。